auの「TORQUE G06」がAndroid 14に シンプルホームや通知点滅も改善
KDDIは、3月27日に「TORQUE G06 KYG03」のOSアップデートを実施。Android 14ではテーマのカスタマイズや健康に関するデータの管理、視覚/聴覚障がい者向けの機能改善などを行っている。
KDDIは、3月27日に「TORQUE G06 KYG03」のOSアップデートを実施した。
Android 14では壁紙を簡単に切り替えられる他、自分だけのロック画面ショートカットを設定可能。天気が突然悪くなった場合に天気ウィジェットを強調するなど、AIが状況に応じて画面を調整する。ハイダイナミックレンジ(HDR)動画のサポートに続き、Ultra HDRでのHDR画像もサポートする。
フィットネス、健康、睡眠などアプリごとに分離されている健康に関するデータを1つに保存できるヘルスコネクトでプライバシーを一元管理。位置情報などの情報へのアクセスをアプリに許可するよう求められた場合に、アプリが位置データを第三者と共有している際に通知が表示される。また、デバイスの暗証番号(PIN)は6桁の設定を推奨してセキュリティを強化する。
視覚/聴覚障がいを持つユーザー向けの機能も搭載。ピンチ操作で拡大や縮小ができる拡大鏡は、サイズ変更や拡大する画面の範囲をカスタマイズ可能。別のアプリに移動する際、拡大鏡がオフにならないよう設定もできる。デバイス上のテキストも読みやすさを向上させ、補聴器を接続して操作するための直感的な設定機能も備える。
あわせて、シンプルホームのHOMEエリアをタップしたときの動作が、直前に表示していたホーム画面へ戻るよう変更。通知設定の「点滅」が「お知らせLED」に変更され、点滅の設定が初期化されてお知らせLEDが初期値オンになる。
更新時間はWi-Fiや5G/4G利用で約25分、アップデートファイルサイズは約1.2GB。アップデート方法はホーム画面を上にスワイプ→「設定」→「システム」→「システム アップデート」と操作して実行し、最新ビルド番号は「3.050RI」。アップデート後のAndroidセキュリティパッチレベルは2024年2月になる。
関連記事
- 「TORQUE G06」ユーザーイベントで語られた魅力 要望に応えて「新色」背面カバー発表も
京セラ製の高耐久スマートフォン 「TORQUE G06」。その発売日である2023年10月19日から約5カ月となる。KDDIと京セラがユーザー向けのイベントを都内のauショップで開催した。 - 法人向け高耐久スマホ「DuraForce EX」1月29日から順次発売 ドコモやソフトバンクほか
京セラは、1月29日から法人向け高耐久スマホ「DuraForce EX」を順次販売開始。落下や衝撃に強く電池交換が可能で、業務を効率化する多彩な機能を備える。NTTドコモ、ソフトバンク、SIMフリーモデル、Wi-Fiモデルを展開する。 - 京セラ、法人向け高耐久スマホ「DuraForce EX」のWi-Fiモデルを2024年2月以降に発売
京セラは、2024年2月以降に法人向け高耐久スマホ「DuraForce EX」のWi-Fiモデルを発売。Wi-Fiアクセスポイント間の切り替えをスムーズに行う「Wi-Fiハンドオーバー」を搭載し、接続をサポートする。 - auが「TORQUE G06」発表、9万円台の高耐久スマホ 2年ぶりの新モデルは何が最強?
KDDIと沖縄セルラー電話は、京セラ製の高耐久スマートフォン 「TORQUE G06」をauで10月19日に発売する。先代の「TORQUE 5G」から約2年ぶりに登場したTORQUE G06は、あらゆる耐久試験をクリアし、過酷な環境でも使用できる点が大きな売りだ。auオンラインショップでの価格は1回払いが9万8000円となっている。 - 「TORQUE G06」は海上でも使えるアウトドアギアか 実際にヨットに乗って試してみた
京セラの「TORQUE G06」は、9月28日に発売され11月から個人向けに出荷が始まったアウトドア志向のスマホだ。京セラは5月に個人向け携帯事業からの撤退を発表しているが、「TORQUE」シリーズは継続するとしている。今回は本製品を実際に海上で使ってみた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.