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LINEやメッセージの文末に「。」を付ける理由/付けない理由:読者アンケート結果発表ITmedia Mobile読者に聞く(2/2 ページ)

ITmedia Mobileでは、読者アンケート企画として、LINEやメッセージの文末に「。(句点)」を付けるかどうかについてうかがいました。366件の回答が集まったので紹介します。過半数の人が「。」を付けると回答しました。

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「。」を付けるときと付けないときがある

 ケース・バイ・ケースで「。」を使い分けるという意見も多く見られました。特に多かったのが、プライベートでは「。」を付けず、ビジネスでは「。」を付けるというタイプ。若者など、送る相手によって付けないという人もいました。

 「了解」「分かりました」など、単語レベルでメッセージをやりとりするなら、「。」がなくても問題ないという意見もありました。確かに、「。」を打つにもキーを1度押す必要があり、他の文字と打つ手間は変わらないので、毎回「。」を使わなくてもいいのでは、という意見は理解できます。かくいう弊誌でも、キャプションや箇条書きの場合は「。」を付けないルールなので、全ての文言に「。」を付けているわけではありません。

 「。」を付けることが、日本語の基本であることに疑う余地はありませんし、必ずしも必要ではない場合があることも理解できます。ただ、「マルハラ」に関しては違和感があるのが正直なところ。「。」を付けることを強要していたとしたら好ましくないですが、正しい日本語の在り方を度外視し、一方的に「怖い」「冷たい」と感じることは、過剰な反応に思えます。世代間ギャップといわれればそれまでですが、文意を損なわない範囲で、ケース・バイ・ケースで使う。「。」はあくまで日本語の一部であり、それ以上でもそれ以下でもない。そう考えればいいのではないでしょうか。

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「了解しました」「お疲れさまです」など、一言で終わるメッセージなら、「。」がなくても支障はなさそう。あとは、絵文字や「!」「?」で終わる場合も当然「。」は不要。使い分けが大事といえます

相手によって使い分けている

  • 会社関係には付ける。家族友人関係では、気持ちがはっきりしているときには付ける
  • 相手によります。トーンを上げたいときはびっくりマークでしてます。形式的なアンケートに答えるときなどは付けます
  • ずっと当たり前のように句点を付けていたが、LINEでは若者は付けないことと、手間を省くため相手によっては付けないこともある。ただ、文章が続くときは句点がないと分かりにくいから付けたくなる
  • 印象のいい人には付けて、悪い人には付けないことが多いです
  • 目上の方、敬語で話すときに「。」を付けます。それ以外は「。」は付けないと思う
  • 目上の人やお客さまには付けるが友達とかには付けない。あとは長文だと付ける。やりとりが終わるときときに付けます。あまり意識していない
  • 私用LINEは付けない、ビジネスや上司宛のラインは付ける
  • 相手が若いときは付けない
  • 自然にマルを付けてしまうが、送り先の世代によって、マルを消したりしている
  • 相手の年齢や、話す内容によって使い分けている
  • 仕事上のやりとりであるかどうかで変わっている 私用の場合は付けないが、逆に業務関連であれば付けている
  • 知人、友人などの親しい間柄の場合は主に絵文字を使います。「。」だと表現が硬くなるので、主に顔の絵文字ですが、内容に合わせていろいろと使っています

用途や場合によって使い分ける

  • 箇条書き状態で文章を作るときは付けない 話の終わりには付ける
  • 文の途中なら付けるが、最後は付けないことがある。ただ、マルハラだからとは無関係・基本「。」付けるの面倒で、急いで送ったりするときは、付けていないです
  • ないと何か忘れたような感覚ありますが、急を要するときは付けません
  • LINEの場合特に考えない
  • ビジネス(。付き)とプライベート(。なし)
  • 基本的に付けるけど、文末だと付け忘れることがある(1行目2行目は付けたけど3行目に付け忘れて送信、みたいな)
  • スマートフォンから送るときは付けない方が多いですが、PCから送るときは付けることもあります。句読点は、読みやすくしたり、誤読を防いだりするための記号なのですから、この記事の例のように、文ごとに別のメッセージにするのなら、わざわざ「。」を付ける必要を感じません
  • 1文であれば付けない。複数文をまとめて送るときは、区切りとして付ける
  • なるべく付けないが、音声変換などでついてしまうときは付けたままにする なるべくごちゃごちゃしないために付けない
  • 口語の場合は付けない事が多い。また、文中は付けることもあるが、文の最後には付けないことが多い
  • 文字数制限によって使い分ける
  • 改行をせず次の文を続けるときは、読点を付ける
  • 絵文字やスタンプで代用することがある
  • 基本的には入力するが、高速で応答が必要な際は入力しない
  • そもそも口語的なやりとりなら不要かと。メッセージでやりとりすることは少ないが、文章的なものや少し長文になるなど、比較的公的なやりとりなら意識して付ける程度
  • 「。」を付けるとなんだか冷たい感じになる。2文節以上のトークに付ける
  • 読点を付けない文章(例えば「了解」「分かった」「後で送るわ」)であれば、句点がなくても違和感がないが、読点が含まれているのに句点がないと違和感がある。また、句点がないと文ごとに改行しなければ句の区切れが不明瞭になるため、長文の場合は段落を適切に付けるという意味でも句点を使って1つの段落に複数の文を入れる形になりがち
  • 文章の場合は付けることがあり、返事など、単文や単語の場合は付けないことが多いかもしれない。
  • 8割がた付けていない気がする。かしこまった文書ではないときは付けていない

気分によって変わる

  • 特に意識しておらず、気分で付けたり付けなかったりしている。マルハラは知っているが、多様性の1つという認識。丸を付ける側の配慮もあるが、当然マルハラと感じる側も威圧しているわけではないと認識することが必要なので、若者だからといって丸を付けないようにすることはない
  • 特に意識はしていない
  • 特に気にしていないから
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