レビュー
ソニーのイメージセンサー“STARVIS 2”を採用した高画質4Kドラレコ「70mai Dash Cam 4K A810」を試す(5/5 ページ)
A810は前後2カメラ構成のドライブレコーダーだ。フロントは最大4K(3840x2160ピクセル)、リアは最大フルHD(1920x1080ピクセル)のHDR撮影に対応している。実機を試してみた。
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ドライブレコーダーの操作は本体またはアプリから
設置が完了したA810に対する操作はカメラ本体に備わったボタンで行えるが、Wi-Fi接続したスマートフォン向けアプリから行うのが手軽だ。
カメラ本体から操作する場合には、左から順に(1)前後カメラの切り替え、(2)手動での撮影開始、(3)撮影データのチェック、(4)設定――というならびになっている。
左のボタンから順に(1)前後カメラの切り替え、(2)手動での撮影開始、(3)撮影データのチェック、(4)設定。なお、車内外の光量差の関係で、画像ではディスプレイが見えづらくなっているが、実際のモニターは鮮明に見えていた
アプリは、App Store上で「70mai(Worldwide)」、Playストア上で「70mai」の名称で提供されている。今回はiOS版アプリを使用した。
アプリ画面右上の「+」から「デバイスを追加」の画面を起動し、「スクリーン付きドライブレコーダー」をタップ(画像=左)。スキャンされた端末を選択(画像=中)。表示される手順に従って接続操作を進めよう(画像=右)
カメラに接続した状態では、撮影したデータを確認したり(画像=左)、動画データをダウンロードしたりできる(画像=中)。また、「デバイス設定」画面では、解像度などの変更や各種機能のオン・オフなどを実行できる(画像=右)
短い時間で試用した範囲ではあるが、アプリがあることで、撮影データへのアクセスが容易になっており、ドライブレコーダーの設定項目も一覧で把握しやすく感じた。表示されるフォントが日本語フォントとして適切ではないのが惜しいが、使い勝手は悪くない。同製品の導入を検討する場合には、ぜひアプリの使用を前提に想定しておくと良いだろう。
なお、本稿では詳細を割愛したが、「ADAS設定」を有効にすると、走行中に車線から逸脱したときや、前の車両が発信したとき、ほかの車両が近くなりすぎているときなどに、ドライブレコーダーが通知してくれることもポイントだ。こうした付加的な機能もアプリから設定が可能なので、あわせて覚えておきたい。
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