ダイソーで550円で売っている「2.4A+1A」充電可能なAC充電器が意外と優秀だった:100円ショップのガジェットを試す
100円ショップなどで安価に購入できるガジェットを実際に購入し、試してみる連載。今回は、ダイソーで550円(税込み)で販売されている「AC充電器 自動判別機能付 USBポート2口、合計最大3.4A出力」を試してみる。2つのUSB Standard-Aポートを備え、2.4Aと1.0Aの同時給電に対応していて、意外と便利だ。
最近、いわゆる「100円ショップ」でスマートフォンやPCを便利に使えるアクセサリー類がよく販売されている。その“実力”はいかほどのものなのか……?
今回は、ダイソーで550円(税込み)で販売されている「AC充電器(自動判別機能付、USBポート2口、合計最大3.4A出力)」を試してみる。
- →製品情報(大創産業)
おことわり
本記事に掲載されている商品は、全ての店舗で販売されているとは限りません。また、全ての携帯電話/タブレット/PCでの動作を保証するものではありません。
カラーはホワイトのみとなる。収納可能なコンセントプラグを備え、USB Standard-Aポートは2基用意されている。サイズは約46(縦)×46(横)×28(厚さ)mmで、接続された機器を自動で判別する機能を備えるという。ただし、USB Standard-Aポートは最大出力が「2.4A」と「1.0A」と分かれており、値の張る充電器にある「接続機器に応じて電流を案分する機能」は備えない。
実際にバッテリー容量3227mAhの「iPhone 13」を、最大2.4Aの電流に対応するMFi認証付きケーブルで10分間充電したところ、1.0Aの端子で37%→42%まで(約161mAh)、2.4Aの端子で43%→55%(約387mAh)まで充電できた。おおむね表記の電流通りに充電できているようだ。
購入後3日間充電に使用してみたが、充電中に多少熱を持つことはあっても、触れないほど熱くなったり、充電しきれないといったことはなかった。端子を接続する際の渋みも渋すぎず緩すぎずでちょうどよい。
こういった製品が550円で購入できるなら、十分に“アリ”といえるだろう。
関連記事
- 1320円の3COINS「LED三脚自撮り棒」 値段相応の使い勝手で「とっさの場合」には便利
100円ショップなどで購入できる手頃なガジェットを試していく連載。今回は3COINSにおいて1320円で販売されている「LED三脚自撮り棒」を試す。「今日いますぐ、なんとしても自撮り棒が欲しい!」といった場合には便利そうだ。 - ゲオ、透明デザインのマグネット式ワイヤレス充電器発売 2178〜3278円
ゲオは、位置ずれを防ぎながらデバイスを充電できるマグネット式ワイヤレス充電器を発売。内部が見えるシースルーデザインで、シーンに合わせて選べる4モデルで展開する。 - iPhone 15を最速充電する方法は? USB Type-C+MagSafe充電を徹底テスト
これからの新生活に向けて、「iPhone 15」シリーズに買い替える人も多いだろう。iPhone 15シリーズ最大の従来シリーズとの違いは端子がUSB Type-Cに変わったことだ。今回はiPhone 15シリーズを充電したり、PCと接続するのに便利なケーブルや充電器を紹介する。 - iPhoneが充電できないときに確認すべき3つのポイント
iPhoneの充電トラブルの原因は1つとは限りません。「充電できていない!」と思ったら、まずは「充電器」「iPhoneの充電ポート」「iOSのバージョン」をチェックすることから始めてみてください。それでも改善されなかったら、修理が必要かもしれません。 - ダイソーの本気を見た! 1100円のヘッドセットやBT 5.3対応完全ワイヤレスイヤフォンを試して分かった強みと弱み
大創産業が「東京ガールズコレクション 2024 SPRING/SUMMER」出展に合わせ、コラボ製品を発表。旬なカラーリングのスマホ関連グッズが低価格で販売されるとのことで、SNSもざわつきました。編集部でも、いくつかのアイテムをピックアップして購入してみましたが果たして……。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.