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PayPay、5月15日発生の障害は「データチェックの高負荷」が原因 サイバー攻撃は否定
PayPayは、2024年5月15日に発生した障害に関して報告。ユーザーのアプリと決済システムの間にある中継サーバーでのデータチェックが高負荷となり、アプリの機能処理に影響が発生したため一部ユーザーが利用できなくなったという。
PayPayは、5月21日にキャッシュレス決済「PayPay」で発生した障害に関して報告した。
本障害は、2024年5月15日の12時15分〜15時30分に発生。ユーザーのアプリと決済システムの間にある中継サーバでのデータチェックが高負荷となり、アプリの機能処理に影響が発生した。これにより一部ユーザーがアプリを利用できなくなったが、原因はサイバー攻撃によるものではなく個人情報の漏えいも発生していないとしている。
同社は当該サーバーでのデータチェックを停止し、2024年5月15日15時30分に復旧を確認。復旧以降も常時モニタリングを実施し、現時点で障害は発生していないという。今後はPayPayのシステム構成の再点検や負荷対応などを行い、再発防止に取り組むという。
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