RCS対応の「Google メッセージ」、送信後15分以内なら修正可能に
Googleは、間もなく利用可能になるAndroidの複数の新機能を紹介した。「Google メッセージ」で送信後のメッセージを15分以内なら修正できる機能などだ。
米Googleは5月30日(現地時間)、Androidの7つの新機能を紹介した。例によっていつから利用可能になるのか、日本でも利用可能になるのかなどの説明はないが、絵文字キッチンは既に使える。
「Google メッセージ」で送信後のメッセージを修正可能に
RCS対応の「Google メッセージ」で、送信してしまったメッセージを長押しすると画面上部に鉛筆マークが表示され、これをタップすることでメッセージを修正できるようになる。修正できるのは、送信後15分間のみ。
本稿筆者の環境(Android 15搭載のPixel 8 Pro上の最新版「メッセージ」)ではまだこの機能は使えないので、相手が例えばiPhoneの場合でも可能かどうかは確認できなかった。
Emoji Kitchenにヘッドフォンやミラーボールの組み合わせ登場
Gboardで使える、2つの絵文字をマッシュアップしてスタンプにする「Emoji Kitchen」に新たにヘッドフォンとミラーボールが加わった。「ヘッドフォンをしたネコ」や「目がミラーボールの顔」などがマッシュアップできる。
ホットスポットの簡単共有
“近日登場の”インスタントホットスポット機能で、パスワードを入力する手間をかけずに同じアカウントでログインしている複数のAndroid端末やChromebookでスマートフォンのホットスポットに接続できるようになる。
利用できるようになると、[設定]→[Google]→[すべてのサービス]→[デバイス、共有]にデバイス間サービスを設定する項目が表示されるようになり、ここでクロスデバイスサービスを有効にできるようになる。
クロスデバイスサービスでは、ホットスポット共有の他、「Google Meet」でのWeb会議中、端末を切り替えることもできるようになる。
この機能はAndroid 11以降搭載端末が対象だ。
Google Homeデバイスを操作するウィジェット
新たにGoogle Homeのウィジェットが登場し、ホーム画面でスマートホーム端末を操作できるようになる。対応する照明の調整やスピーカーのオンオフなどが可能になる見込み。このウィジェットは、パブリックプレビューに参加しないと利用できない。
Wear OS端末のウォッチフェイスでスマートホーム操作
Wear OS端末でも、「Google Homeのタイルとコンプリケーションを使って」スマートホーム端末を制御できるようになるという。利用可能になる時期はやはり不明。
この他、米独ではWear OSのGoogle ウォレットでPayPalが利用可能になり、現在一部のMINIで利用可能なデジタルカーキーがMercedes-BenzとPolestarの車でも利用可能になる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
RCS対応の「Google メッセージ」で何ができる? 写真を使った「フォト文字」やフキダシの色変更などを案内
Googleが、「RCSのGoogle メッセージでできること」と題し、Google メッセージの特徴や機能について紹介している。Google メッセージは、RCS(Rich Communication Service)に準拠しており、テキストだけでなく画像や動画、スタンプなどもやりとりできる。最新の機能として、フォト文字やフキダシの色変更などを紹介している。
Androidに“Google AI”の新機能 OSにGeminiを統合、「かこって検索」で問題を解く機能など
米Googleが、Android向けに搭載するAI関連の新機能を発表した。特定の部分を丸で囲って検索ができる「かこって検索」を、学習に活用できるようにする。Androidに生成AIモデルの「Gemini」を統合し、アプリ上のオーバーレイ表示から、より簡単にGeminiを利用可能になる。
Google フォト、Geminiを活用した「Ask Photos」機能 質問して写真を検索
米Googleが、Google フォトにAIモデル「Gemini」を活用した検索機能「Ask Photos」を発表した。試験的な機能として、今後数カ月にわたって提供する。Google フォトのチャット画面で問いかけることで、特定の思い出を探したり、写真や動画に含まれる情報を探したりできる。
Geminiとの会話、一部のAndroid端末の「メッセージ」で可能に
Googleは、Androidで使える複数のAI関連新機能を発表した。例えば、一部のAndroid端末では「メッセージ」で生成AI「Gemini」と会話できるようになる。まずは英語のみではあるが、日本もサポート対象地域だ。




