「iPhone 15」シリーズの価格まとめ【2024年6月最新版】 ソフトバンクで実質価格が変動、ドコモと最安競い合う(2/2 ページ)
2024年6月時点のiPhone 15シリーズの価格をまとめた。一括価格に加え、4キャリアについては購入プログラムを利用して端末を返却した際の実質負担額にも言及している。4月からソフトバンクの実質負担額が変動しており、ドコモと最安を競っている。
2年後に返却でもソフトバンクのiPhone 15(128GB)が最安 楽天モバイルも全体的に安い
ここまで、4キャリアの実質負担額の最安値を比較してきたが、返却タイミングが1年後の場合と2年後の場合が混在しているので、フラットな比較にはなっていない。そこで、返却タイミングを2年後にそろえた実質負担額も比較してみた。
iPhone 15(128GB)は、MNP限定のオンラインショップ割が効いてソフトバンクが1万4160円で最安となった。ドコモも5G WELCOME割により小差の1万5598円だ。2年で返却の必要があるとはいえ、かなりお得といえる。ドコモは256GB、512GBも他社に比べて大幅に安くなっている。
iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro Maxは、ベースの価格が安い楽天モバイルが最安だ。iPhone 15 Proに関しては、ドコモとソフトバンクがMNPでの割引額を大きく設定している。このため、128GBと256GB、ドコモは512GBもiPhone 15 Plusよりも安くなるという逆転現象が起きている。
なお、Appleについては実質価格を省いている。Apple Storeで購入したiPhoneも、1年後や2年後にAppleに下取りに出せば、その金額を引けるが、1年後〜2年後の下取り価格は現時点では分からないため。
まとめ:どこで買うのがお得?
128GBでも十分なので少しでも安くと考えるなら、ソフトバンクあるいはドコモに乗り換えてiPhone 15(128GB)を購入するのがベストだ。MNPが必須になるが、1万円台で最新のiPhoneを手に入れられる。
iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxについては、1年後の返却で問題なければ、ソフトバンクを選ぶのがよさそうだ。2年返却の場合は楽天モバイルが総じてお得度が高いが、モデルによってはドコモやソフトバンクの方が安くなっている。
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