「共働き」「ひとり親」の8割は小学生の留守番が“不安”――夏休みはどうする? ソニーネットワークコミュニケーションズライフスタイルが調査
ソニーネットワークコミュニケーションズライフスタイルが、小学生の子どもがいる共働き/ひとり親にアンケート調査を実施した。夏休みの留守番に78.5%は「不安」と答え、対策として親族などサポートや見守りカメラの設置を行っているという。
ソニーネットワークコミュニケーションズライフスタイルは8月2日、Webで実施した「夏休み中の小学生の留守番に関する調査」の結果を発表した。調査対象は、小学生の子どもがいる30歳以上50歳未満の男女400人の共働き/ひとり親。
夏休みに学童を活用するか聞いたところ「小学生の子どもを全員学童に通わせない」が51.3%、「小学生の子どもで、学童に通わせる子と、通わせない子がいる」が9.6%に。学童を利用しない場合に留守番機会が増えるか聞いたところ、88.3%が「増える」と答えた。
夏休みの日中の時間は子どもがどのように過ごすか聞いたところ「子どもだけで自宅で留守番」が82.8%、「習い事/塾に通う」が31.8%、「親戚/祖父母にサポートしてもらい、一緒に過ごす」が28.0%となった。留守番に不安を感じる親は78.5%で、内容は「だらだら過ごしていないか」が62.3%、「不審者や侵入者が来ていないか」が59.5%、「怪我や急病をしていないか」が46.5%となった。
不安を解消するための対策は「何も導入していない」が38.0%で最多となったが、「祖父母、親戚、友人にサポートを依頼する」が33.0%、「習い事/塾などを増やし、子供だけで過ごす時間を短くする」が21.0%、「見守りカメラの設置」が14.5%となる。留守番時の不安対策にかけている金額は「0〜1000円」が50.0%と最も多く、今後取り入れたい対策は親族などのサポートと見守りカメラ、防犯機器などの導入が上位となった。
同社は室内カメラやスマート家電リモコンなどの機器とスマホを連携し、アプリで留守番中の子どもを見守れるスマートホームサービス「MANOMA」を提供している。
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