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恒例のオリンピック限定スマホ、パリ五輪モデル「Galaxy Z Flip6 Olympic Edition」のデザインに注目山根康宏の海外モバイル探訪記(1/2 ページ)

Samsung Electronicsが2024年のパリオリンピックで投入した「Galaxy Z Flip6 Olympic Edition」の実機に触れてきました。毎年恒例のオリンピックモデルですが、今回はどのようなデザインになっているのでしょうか?

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 Samsung Electronicsは1998年の長野冬季オリンピックから無線通信機器分野のオフィシャルパートナーとなっており、大会ごとにオリンピック限定モデルの携帯電話を出しています。2024年のパリオリンピックでは、7月10日に発表したばかりの「Galaxy Z Flip6」をベースにした「Galaxy Z Flip6 Olympic Edition」が登場しました。

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2024年のパリオリンピックで登場した「Galaxy Z Flip6 Olympic Edition」

 Galaxy Z Flip6 Olympic Editionは、オリンピックに参加する選手向けに提供され、一般販売は行われません。今回のオリンピック/パラリンピックの参加選手は1万7000人とのことで、この台数に限って投入されます。

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オリンピックに参加する選手だけに配布される専用モデルだ

 待ち受け画面などの壁紙はオリンピックモデル専用になっています。また、オリンピック関連のアプリとして、IOC(国際オリンピック委員会)の公式アプリもインストールされているとのこと。

 Galaxy Z Flip6に搭載されているAI機能を使えば、メインディスプレイとサブディスプレイを使った翻訳機能や、通話時のリアルタイム翻訳も利用できるため、各国のオリンピック選手同士によるコミュニケーションも円滑に行うことができるでしょう。

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専用壁紙がインストールされている。AI機能もオリンピックという場では活躍しそうだ

 本体背面のパネルには、オリンピックモデルの証であるロゴもプリントされています。実用性があるだけでなく、参加選手にとってオリンピックの記念品にもなりそうです。

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背面のロゴはオリンピックモデルだけに入れられる特別なものだ

 さて、Galaxy Z Flip6は閉じたままでもアプリやウィジェットが使える3.4型のアウトディスプレイを搭載しています。こちらの壁紙もオリンピックモデル専用になっています。本体を閉じたまま写真も撮れるので活用の幅が広がります。

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閉じた状態でもオリンピックモデルであることが分かる

 Galaxy Z Flipシリーズは、前モデルの「Galaxy Z Flip5」登場時から、装着すると壁紙も自動的に変化するNFC機能付きケース「Flipsuit Case」が登場しました。本体の背面を物理的に着せ替えできるだけではなく、待ち受け画面も自動で変えてくれるのです。

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