ガジェットポーチに適した無印良品の「自由に組み合わせられる収納ケース」はどれ？ モノを入れて検証してみた（1/4 ページ）

お金やカード類をまとめておくのに財布が、リップやミラーなどを入れておくのに化粧ポーチがあるように、ガジェッターなら普段持ち歩くガジェット類をまとめておくポーチを用意しておきたい。今回は、無印良品の「自由に組み合わせられる収納ケース」がガジェットポーチとして使えるかを検証していく。

[渡辺まりか，ITmedia]

※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

　お金やカード類をまとめる財布、リップやパウダーなどを入れる化粧ポーチがあるように、ガジェッターであれば普段持ち歩くガジェット類をまとめておくポーチがあると便利だろう。

　まさにガジェット専用ポーチや、バッグインバッグなど世の中にはさまざまな製品があるが、今回は無印良品が新たに発売した「自由に組み合わせられる収納ケース」シリーズを試したい。6種類ある中から、ガジェットを持ち歩くのに良さそうなサイズの「箱型」「円筒型」「薄型小」「縦型」を選択してみた。

　見た目や色から興味を引かれる人も多そうだが、果たして普段持ち歩く、あるいは持ち歩きたいガジェット類の収納力はどうだろうか。

無印良品「自由に組み合わせられる収納ケース」シリーズ

無印良品の「自由に組み合わせられる収納ケース」とは？

　無印良品の自由に組み合わせられる収納ケース（以下、収納ケース）は、単体で使ったり組み合わせたりすることで、外出の多い人の生活をサポートしてくれるアイテムだ。

　素材は表側が「合成皮革」とだけ表示されており、実際に何が使われているのかは明らかにされていない。とはいえ、英語表記では「ELASTANE BACKING」とあることから、ポリウレタン系であることは間違いない。

表側はポリウレタン系樹脂素材を使った柔らかい合成皮革。手になじむ

　裏地はPUでコーティングされたナイロンが使われており、メッシュポケットのあるものではポリエステルを採用している。

裏地はPUコーティング加工済みのナイロンなので、湿気を含んだものでも気にせず収納できる

　いずれにしても、汚れを拭き取りやすく、カビが繁殖しづらく、清潔さを長く保てそうだと感じた。

　カラーバリエーションはミディアムグレー、黒、ダークグリーンがあり、今回選んだのはダークグリーンだ。

　ダークグリーンの色味は、さほど“ダーク”ではなく、むしろくすんだブルーグリーンといった印象だ。はやりの“くすみ系”だが、パステルではないということでダークとつけたのかもしれない。

ダークグリーンというには、ダークさに欠ける

　購入したどの製品も止水加工の施されたダブルジッパーで、引手も本体と同じカラーでそろえているところがさりげなくおしゃれだ。さすが、無印良品といったところか。

止水加工の施されたダブルジッパー。引手もおしゃれだ

　両脇にはDカンを備えており、別売りのストラップを付ければそれぞれがショルダーポーチまたはショルダーバッグとして使えるようになっている。用途が広がることで、使いまわしもしやすそうだ。

収納ケースの両脇にあるDカンに別売りのストラップを取り付けられる。手持ちのハンドストラップを付けても便利に使えそうだ

　気室は円筒型のみ1気室で、箱型ではジッパーポケット、小物ポケット、メッシュポケット×2があり、薄型小では小物ポケットと大きめのポケットが、縦型では小物ポケットの他、外側に大きめのポケットを備えている。果たしてこれがガジェット収納に吉と出るか凶と出るか……。

箱型の内部。ジッパーポケットが仕切りとなっており、ジッパーポケットそのものに小物ポケットを、反対側のメイン気室にメッシュポケットが2つ取り付けられている

円筒型の収納ケースは仕切りなどのない1気室だ

薄型小の収納ケースは両側に小物ポケットと大きめのポケットを内蔵する

縦型収納ケースは外に大きめのポケットがあり使い勝手が良さそうだ。内側にも小物ポケットを内蔵する