Uber Eats、子供が自分で注文できる「Uber Teens」スタート 共働き世帯の“ごはん”負担軽減目指す

共働き世帯の増加などを背景に、子供の食事準備は保護者の負担となっている。Uber EatsにUber Teensを導入することで、子どもが必要な時に注文でき、保護者は注文状況を把握できるため、安心して利用できるとしている。

[ITmedia]

　Uber Eats Japanは4月21日、13歳から17歳の子供が自身でデリバリーサービス「Uber Eats」を利用できるサービス「Uber Teens」の提供を始めた。同社は2024年12月に配車アプリ「Uber」でも同様のサービスを導入しており、共働き世帯の保護者の負担を軽減するという。

13歳から17歳の子供が自身でデリバリーサービス「Uber Eats」を利用できるサービス「Uber Teens」

　具体的な使い方はこうだ。保護者がUber Eatsアプリ内のアカウントから「家族とティーン」を選択し、子供の連絡先を登録して招待する。子供が招待を受けると家族用プロフィールに追加される。

子供を招待する画面のイメージ

　子供は保護者が設定した利用限度額内で注文できる。支払いは保護者のアカウントにひも付く。保護者は子供が注文したことを通知で受け取れる他、配達状況もリアルタイムで確認できる。アルコールなど年齢制限がある商品は注文できず、配達は評価が高い配達パートナーに限定されるという。

　Uber Eats Japanの中川晋太郎氏（代表）は、「共働き世帯が増える中、お子さまの食事の準備が保護者の家事負担の一因となっている現状に対し、当社の技術で安心、安全な環境を提供し、少しでも負担軽減に貢献できればと考えている」とコメントしている。