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ソフトバンクの5G、より安定した上り通信が可能に 送信電力を上げる「HPUE」導入で

ソフトバンクは、5Gサービスへ国内初となる「HPUE(High Power User Equipment)」を導入。端末の送信電力を高出力化し、基地局から離れた場所でも安定した上り通信を実現するという。

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 ソフトバンクは、4月22日に5Gサービスへ国内初となる「HPUE(High Power User Equipment)」導入について発表した。

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「HPUE(High Power User Equipment)」導入のイメージ

 5Gサービスの高周波数帯の電波は高速かつ大容量通信が可能な一方、空間や遮蔽(しゃへい)物による減衰が大きく、基地局から離れた場所などでは上り通信が不安定になったり、通信速度が遅くなったりするなどの課題がある。HPUEはホームルーターやスマートフォンなどの端末の送信電力を高出力化する技術で、基地局から離れた場所でも安定した上り通信を実現し、サービスエリアの拡大に繋がるとしている。

 同社はまずホームルーター「Airターミナル6」を対象に、4月中旬から順次ソフトウエアアップデートでHPUEを導入。最大送信電力を23dBm(200mW)から26〜29dBm(400〜800mW)に向上させ、サービスエリアの端など電波が届きにくい場所でも安定した上り通信が利用できるようになったという。今後、スマートフォンやタブレットなどにも拡大していく予定だ。

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ホームルーター「Airターミナル6」

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