連載
自由な言葉でオリジナル絵文字を生成できる「ジェン文字」の使い方 Apple Intelligence対応のiPhoneでトライ:iPhone Tips(2/2 ページ)
Apple Intelligence対応機種で使えるアプリ「ジェン文字」を使ったオリジナル絵文字を作る手順を解説しよう。
画面の上部にジェン文字になる画像候補が表示されるので、左右スワイプで選択し、画面右上の「追加」をタップすれば生成完了だ。
生成された絵文字は、絵文字キーボードの時計のタブに表示されるので、これを選択することで、テキストフィールドに入力が可能だ。なお、生成に失敗したり、不要になった場合には、左横のタブにある「ステッカー」の一覧画面で、ジェン文字の画像を長押しし、「削除」をタップすることで消去できる。
「メッセージ」なら人にも送れる
ジェン文字として作成した絵文字の挙動を確認してみた。ここまでの過程で紹介したような自身のiPhoneでの入力には使えるが、サードパーティー製アプリで共有を行うことはできなかった。例えば、「LINE」や「Messenger」でジェン文字を選択すると、画像データとしての送信はできるが、絵文字としては認識されない。
一方、iOS標準の「メッセージ」アプリ内では、絵文字として送信することができた。受信側に必要な条件があるかは不明だが、「iPhone 12 mini」で試したところ、絵文字として送信が可能であり、受信側からコピーアンドペースト操作によってジェン文字を送り返すこともできた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
Apple Intelligence対応のiPhone/iPadだけで画像生成できる「Image Playground」の使い方
今回はApple Intelligence対応機種で使える「Image Playground」アプリを用いた画像生成を行う手順を解説しよう。
日本語対応したApple Intelligenceで、“消しゴムマジック”的な「クリーンアップ」を使う方法 写真アプリで完結
Apple Intelligenceで、保存した写真/動画からメモリームービーを自動生成する “自然な言葉”で内容を指示できる
アプリ「写真」の中で指定したキーワードからメモリームービー(写真と動画のスライドショー動画)を自動生成する手順について解説しよう。
iPhoneの使い方が劇的に変わる? 日本語対応した「Apple Intelligence」を試す
Appleが独自に開発した生成AIサービスの「Apple Intelligence」が、4月から日本語に対応する。iPhone 16シリーズは「Apple Intelligenceのために設計されたiPhone」とうたっているだけに、ついにその本領を発揮するときが来た。開発者向けβ版の「iOS 18.4」でその実力を試した。
2025年は「スマホAIのエージェント化」が進む アプリも巻き込んでエコシステムが大きく変わる予感
MWC Barcelona 2025では、急速なAIの拡大により、スマホのトレンドが変わりつつあることが見えた。生成AIや、端末上でそれを動作させるオンデバイスAIはもはやスマホの必須機能になりつつあるが、2025年は“エージェント化”がキーワードになっている。MWCから見えた、新たなスマホのトレンドを解説していく。
「Galaxy S25」シリーズが“Androidを再構築”したといえるワケ GoogleとAI強化も差別化には課題も
「Galaxy S25」シリーズのハードウェアや外観は2024年に発売された「Galaxy S24」「Galaxy S24 Ultra」から大きな変更はない。一方で、サムスン電子がUnpackedで全面に打ち出したのは、「Galaxy AI」や「Gemini」の進化だった。こうした点から、サムスン電子の新たなAIスマホ戦略が垣間見える。

