iOS 26は「iPhone XS/XR」が対象外に 「iPhone SE(第2世代)」は生き残る
Appleが2025年秋にiOSの新バージョン「iOS 26」を提供する。対象機種はiPhone 11以降のモデル。iPhone XS/XRは対象外となった。
Appleが2025年秋にiOSの新バージョン「iOS 26」を提供する。半透明のガラスをモチーフにした新デザイン「Liquid Glass」を採用し、通話やメッセージをより便利に利用できる新機能も追加する。
iOS 26の対応機種は以下の通り。
- iPhone 16e
- iPhone 16
- iPhone 16 Plus
- iPhone 16 Pro
- iPhone 16 Pro Max
- iPhone 15
- iPhone 15 Plus
- iPhone 15 Pro
- iPhone 15 Pro Max
- iPhone 14
- iPhone 14 Plus
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14 Pro Max
- iPhone 13
- iPhone 13 mini
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone SE(第2世代、第3世代)
【更新:2025年6月11日11時00分 iPhone SE(第3世代)も対象であることを追記いたしました。】
2024年にリリースしたiOS 18との違いとして、「iPhone XS」と「iPhone XR」が対象外となった。iPhone XSとiPhone XRは2018年発売のモデルなので、iOS 18まで最新OSを利用できる期間は7年となった。対象機種の中で最も古いのは、2019年発売の「iPhone 11」シリーズ。2026年秋まで、7年間にわたって最新OSを利用できることが確定した。
iOS 26の対象機種で最もスペックが低いのは「iPhone SE(第2世代)」だが、発売時期はiPhone 11シリーズよりも遅い2020年4月。プロセッサはiPhone 11シリーズと同じ「A13 Bionicチップ」を搭載していることから、iPhone 11シリーズとiPhone SE(第2世代)のOS対応状況はセットで考えてよさそうだ。iOS 26の対象外となったiPhone XSとXRのプロセッサは「A12 Bionicチップ」であり、ここがiPhone 11やSE(第2世代)との差になった。
iPhone SE(第2世代)はホームボタンを搭載した安価なiPhoneということで、中古市場ではいまだに売れており、iOS 26対応となったことで“寿命”がさらに伸びた。在庫が続く限り、今後も中古市場をけん引するデバイスになるのは間違いないだろう。
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