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ポートレートを美しく撮影できるHuawei「nova 14 Ultra」山根康宏の海外モバイル探訪記

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 Huaweiのスマートフォンは「Pura」「Mate」「nova」の3本柱を中心に展開されています。このうち、PuraとMateは1年に1回のモデルチェンジなのに対し、novaは半年おきに新製品が出ています。

 2025年5月発売の「nova 14」シリーズは、2024年10月に発売された「nova 13」シリーズの後継機です。今回は最上位モデルの「nova 14 Ultra」を紹介します。

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Huawei「nova 14 Ultra」

女性層ターゲットで自撮りを美しく

 novaシリーズはポートレートやセルフィーをより美しく撮影したいユーザー向けの製品で、主なターゲットは女性層です。よって本体の表面仕上げも飽きられないように毎回変わっています。nova 14 Ultraの用意された桜色は、うっすらとしたテクスチャが上品な感じに仕上げられています。カメラも高画質で、5000万画素広角、1300万画素超広角、5000万画素3.7倍望遠の組み合わせです。

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美しいボディーに高性能カメラを搭載

 バッテリーは5500mAhで100W充電に対応しています。なお、中国メーカーは次々とシリコン炭素系バッテリーに切り替えていますが、Huaweiはまだ採用を進めていません。

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5500mAhバッテリーを内蔵

 アウトカメラは広角5000万画素、2倍望遠800万画素のデュアル構成で、グループセルフィーも楽に撮れます。前モデルのnova 13シリーズにはUltraという名のモデルは無く、「nova 13 Pro」が6400万画素+800万画素という組み合わせだったので、若干仕様を変えています。

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インカメラはデュアル仕上げ

 美顔モードなど顔写真撮影用のフィルターはAIによる自然な修正が行われるので、自撮りが楽しくなります。ちなみにインカメラの倍率は0.8倍から5倍までです。

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人物撮影が楽しいスマホだ

 カメラに話を戻すと、novaシリーズは2世代前の「nova 12」シリーズから上位モデルにf/1.4からf/4.0の可変絞りを搭載しています。また5000万画素クラスのカメラセンサーはRYYB方式で暗所にも強く、nova 14 Ultraは望遠でもステージ上の演者を明るく撮影できます。

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夜間撮影にも強いカメラだ

さらに中国の通信衛星「天通」を使った通話にも対応。山間部などでも安定した通話ができるといいます。PuraとMateに隠れた存在のnovaシリーズですが、性能は年々着々と進化しています。

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衛星通信での通話も可能

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