「モバイルSuica」のウィジェットからクイックチャージが可能に 最新版アプリで：iPhone版では“初登場”

JR東日本が、モバイルSuica／Suicaアプリのウィジェットからクイックチャージを行えるようにした。iPhone（iOS）向けのSuicaアプリでは、ウィジェット自体が新規実装となる。

[井上翔，ITmedia]

　東日本旅客鉄道（JR東日本）は9月4日、Androidスマートフォン向けの「モバイルSuica」アプリとiPhone（iOS）向けの「Suica」アプリのウィジェットから残高のクイックチャージにへと直接アクセスできるようにした。ウィジェットをタップすれば、残高不足の際にチャージをサッと行えるようになる。

　なお、iOS版アプリではウィジェット自体が“初実装”となり、Android版アプリでは従来の「スイカ割り」デザインのウィジェットからのリニューアルという扱いとなる。

モバイルSuicaアプリ（iPhoneではSuicaアプリ）のウィジェットからクイックチャージにアクセスできるようになった

Android版のモバイルSuicaアプリでは、従来の「スイカ割り」デザイン（左）からのリニューアルという形で実装される

iOS版のSuicaアプリでは、ウィジェット自体が新規機能となる

クイックチャージとは？

　クイックチャージは、その名の通り固定額のチャージを簡単に行える機能だ。チャージ金額を事前設定している場合は、以下の手順でチャージを行える

1. ウィジェットの「クイックチャージ」をタップ
2. アプリが起動したら会員ログインを実施（事前設定すれば生体認証で代替可）
3. 確認画面が出たら「入金（チャージ）」をタップ
4. カードの支払いが承認されたらチャージを実施

　クイックチャージで利用できる決済方法は、会員情報とひも付けたクレジットカード／デビットカードとApple Payとなる。Google Payは利用できないので注意しよう（参考記事）

クイックチャージに関する設定は、アプリ内から行える