「iPhone Air」発表 厚み5.6mmで6.5型、バッテリー最大27時間 15万9800円から
Appleが新型スマートフォン「iPhone Air」を発表した。情報は随時更新する。
米Appleは9月9日(現地時間)、新型スマートフォン「iPhone Air」を発表した。日本では12日午後9時から予約を受け付け、19日に発売する。価格は15万9800円から。
従来のシリーズとは異なる新製品で、本体の厚みはiPhone史上最薄の約5.6mmとなる。製品名はiPhone Airで、同時発表された「iPhone 17 Pro」といったようにナンバリングは付いていない。
ディスプレイはリフレッシュレートが最大120HzのProMotionテクノロジーに対応した6.5型(2736×1260ピクセル、460ppi)のSuper Retina XDRディスプレイを搭載しており、明るさは最大3000ニトとなる。上部にはインカメラや生体認証のFace IDに対応したTrueDepthカメラなどを内包するDynamic Islandが配置されている。
価格は256GBモデルが15万9800円、512GBモデルが19万4800円、1TBモデルが22万9800円。カラーバリエーションはスペースブラック、クラウドホワイト、ライトゴールド、スカイブルーを用意している。
バッテリー駆動時間はビデオ再生が最大27時間、ストリーミングによるビデオ再生は最大22時間までとなる。バッテリーのスペースを確保するために物理SIMスロットは廃止し、eSIMのみ対応する。
iPhone Air向けに発売するMagSafe対応の「iPhone Air MagSafeバッテリーパック」を装着すると、ビデオ再生が最大40時間、ストリーミングによるビデオ再生は最大35時間まで延長できるという。
本体サイズは74.7(幅)×156.2(奥行き)×5.64(高さ)mm、重さは約165gとなっている。さらに水深6mで最大30分間の耐水・防塵(じん)性能を持つIP68等級に準拠し、本体側面にはアクションボタンやカメラコントロールなども搭載している。搭載するUSB Type-CポートはUSB 2.0(最大480Mb/秒)となる。
シングルレンズのアウトカメラは約4800万画素で、4K60fpsの動画撮影が可能だ。インカメラは約1800万画素で、新しい正方形のセンサーによってiPhone本体を動かさなくてもスムーズに縦向きから横向きにして撮影できる。また、インカメラとアウトカメラを使った同時撮影「デュアルキャプチャビデオ」や、手ブレ補正、ビデオ通話におけるセンターフレームも利用できる。
iPhone Air向けの新しい純正ケースとして、厚さ約0.9mmのクリアケース「MagSafe対応iPhone Airケース」(7980円)、肩から斜めに掛けられる「クロスボディストラップ」(9980円)、バンパーケース「iPhone Airバンパー」(6480円)も発売する。
チップは、2つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載する6コア「A19 Pro」、モデムは独自の「Apple C1」を搭載する。
【訂正:2025年9月10日午前3時20分 記事初出時、タイトルに記載したバッテリー駆動時間、製品名が誤っていました。訂正しておわびいたします。】
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