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「Androidのマイナンバーカード」は2026年秋めどに提供 「Google ウォレット」で管理

デジタル庁とGoogleが、2026年秋めどに「Androidのマイナンバーカード」を提供することを発表した。現在のAndroidスマホ向けの「スマホ用電子証明書」を置き換える形での提供になるといい、詳細は追って告知される。

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 デジタル庁は9月19日、2026年秋をめどに「Androidのマイナンバーカード」を提供することを明らかにした。現在提供している「スマホ向け電子証明書」をリニューアルする形で提供する予定で、属性証明(本人確認/年齢確認)情報は「Google ウォレット」アプリを通して表示する実装となる。

Androidのマイナンバーカード
「Androidのマイナンバーカード」が登場する

 市区町村と特別区が発行する「個人番号カード(マイナンバーカード)」の所持者は、対応するAndroidスマホに「利用者証明用」「署名用」の電子証明書をダウンロードして保存できる。しかし、これらの電子証明書にはカード本体にある属性証明情報は含まれていないため、本人確認には利用できないという問題がある。

 それに対して、Androidのマイナンバーカードは電子証明書に加えて属性証明情報も付帯するため、「金融機関での口座開設」「携帯電話の契約」「オンラインや店舗での本人確認/年齢確認」といった本人確認用途にも使えるようになる。

 GoogleのID(身分証明書)ソリューションは、「ISO/IEC 18013-5」を始めとする国際標準規格に準拠している。Androidのマイナンバーカードも、IDに関する国際標準規格に沿って実装されるという。

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