AndroidとPixelの10月月例更新配信開始 Pixelではカメラ関連など複数のバグ修正

Googleが10月の月例ソフトウェアアップデートをAndroidとPixel向けに配信開始した。PixelシリーズではUIクラッシュや画面のちらつきなど、特定の条件下で発生する複数のバグが改善された。

[佐藤由紀子，ITmedia]

　米Googleは10月6日（現地時間）にAndroidの、8日にPixelの月例ソフトウェアアップデートの10月版を公開した。Pixelシリーズのスマートフォンでは、幾つかのバグ修正と改善も行われる。筆者の端末（Pixel 10 Pro）での更新サイズは33.01MBだった。

　Androidでは、脆弱性の修正はなかった。Pixelでのバグ修正と改善は以下の通り。すべて「特定の条件下で」起きていた問題（対象モデルが多い順に並べ替えた）。

• カメラ起動後に半透明の背景が残存する問題の修正（Pixel 7シリーズ以降のすべてのモデル）
• 「メディア出力」を使用してキャストを開始または停止する際に、システムUIがクラッシュする問題の修正（Pixel 7シリーズ以降のすべてのモデル）
• 「スナップショット」ウィジェットに「ライト」の状態が表示されない問題の修正（Pixel 9と10シリーズ）
• 画面のちらつきや突然のシャットダウン問題の修正（Pixel 7シリーズ）
• フリーズや画面がぼやける問題の修正（Pixel 10シリーズ）
• システム不安定性の問題の修正（Pixel Tablet）

スナップショットでの「ライト」の状況表示例