連載
“RICOH GR”とコラボしたカメラスマホ「realme GT8」の実機を見てきた:山根康宏の海外モバイル探訪記(3/3 ページ)
ついに“RICOH GR”の名前がスマホに搭載される日がやってきました。
カメラを起動すると「RICOH GRモード」が用意されています。このモードではシャッターボタンがGRシリーズの黄色になる他、デジタルカメラ風に28mmと40mmの画角をダイレクトに切り替えることができます。
さらにGRを意識した5つのプリセットとして、標準、ネガ、ポジ、モノクロ、高コントラストモノクロも利用できます。なお、プロモードもこのモードから選択できます。
realme GT8の本体サイズはGT8 Proと同じで、ディスプレイも同じ6.79型です。リフレッシュレートは144Hz、最大輝度7000ニトとなり、このあたりはゲーミング用途も意識しているのでしょう。なおプロセッサはSnapdragon 8 Eliteと1世代前を搭載します。
カメラは望遠が約5000万画素で3.5倍と、性能をこちらも抑えています。しかしこれでも十分高性能なカメラを搭載しているといえるでしょう。前述したようにrealme GT8 Proも、カメラバンプをこのrealme GT8と同じデザインのパーツに付け替え可能です。
realmeのスマホはこれまで「カメラ性能」のイメージが強いブランドとはいえませんでした。しかしリコーとの協業によって、その評価は大きく変わるでしょう。日本国内での発売は予定されていませんが、RICOH GRチームが開発に関わったカメラフォンが海外市場で高い評価を得ることを期待したいところです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
“RICOH GRスマホ”爆誕か リコーがrealmeと技術協力 第1弾は「realme GT 8 Pro」 ただし日本では発売せず
ただし、RICOH GRシリーズと同レベルの画質を保証するものではないとしている。日本での発売予定はない。
低価格モデルに強いrealmeの新「GT7」は、MediaTek最高のチップを搭載
Proの下位モデルという位置付けではありますが、画像処理の生成AI機能などは同等の性能だといいます。
8000mAh“デカバ”のスマホ「HONOR Power」ならモバイルバッテリーは不要だ
最強カメラフォン「vivo X200 Ultra」のすごさに驚く
チェキ風写真も撮影できるvivo「V50」
今回紹介する「V50」は、中国で販売されている「S20 Pro」「S20」とはスペックを変えた製品として登場してます。



