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ニトリの5990円「スマートウォッチ バルカ」を試す 1日以上持つバッテリー、健康管理機能は“お値段以上”か(1/2 ページ)

ニトリのスマートウォッチ「iPhone&Android対応 スマートウォッチ バルカ レザーバンド」を試す。バッテリーは丸1日の使用で18%ほど消費した。健康管理機能では、心拍数や血中酸素飽和度を計測できる。

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 プライベートブランドの家具やインテリア雑貨などで知られるニトリだが、実はスマートウォッチもいくつか扱っている。

 以前、ドコモの格安スマートウォッチを紹介したが、ニトリのスマートウォッチも5990円と手ごろな価格だ。「お、ねだん以上。」のキャッチコピーで知られる同社が扱うスマートウォッチとは、いったいどんな製品なのか。今回、実機をお借りしたので詳しく紹介していこう。

ニトリスマートウォッチ
ニトリのスマートウォッチ「iPhone&Android対応 スマートウォッチ バルカ レザーバンド」

ニトリが販売する「バルカ SB07」

 今回紹介するのは、「Barca(バルカ)SB07」というモデル。ニトリでは「iPhone&Android対応 スマートウォッチ バルカ レザーバンド」として販売されている。レザーバンドの他、シリコンバンドモデルもそろえている。

【訂正:2025年11月13日14時55分 初出時、ニトリが販売している他のスマートウォッチについて、一部事実と異なる記述があったため、該当箇所を削除いたしました。】

 なお、Barca SB07はニトリが企画・開発した製品ではなく、ウインズが輸入代理店として輸入販売しているもの。サポートもウインズが担当している。製品自体はニトリ以外でも販売されており、ネット上ではrasikuが扱っている他、実際に確認はしていないが、ドン・キホーテで売っていたという情報も見かけた。各所で販売される程度には、ベーシックで扱いやすいモデルということなのだろう。

本体デザインと基本スペック バッテリーは丸1日は使える

 ニトリのサイト上には詳細なスペックの記載があまりないのだが、本体サイズは実測で約44(縦)×37(横)×9.5(厚み)mmだった。重さは40g(ベルト込み)。スマートウォッチとしては薄型の部類に入るだろう。ケースは亜鉛合金製で、生活防水には対応しているがシャワーや水泳などでの使用には対応しない。

ニトリスマートウォッチ
サイズは実測で約44×37×9.5mm。スマートウォッチとしては薄型だ

 ディスプレイに関しても公式情報がないのだが、rasikuでの販売ページによると、1.54型 240×240ピクセルとのこと。かなりベゼルが広く、特に上下には大きな隙間が空いている。画面輝度もそこまで高くなく、屋内では十分な明るさだが、正直、屋外の日光下では画面が見えにくい。

ニトリスマートウォッチ
ディスプレイは1.54型 240×240ピクセル。周囲に広めのベゼルがある
ニトリスマートウォッチ
文字盤の変更にも対応。意外と多くの種類が用意されている

 本体側面に電源ボタンを1つ搭載。押し込むことで画面のオン/オフ、ホーム画面への復帰に対応している。ちなみにリューズが回転するが、スクロールするといった機能はなく、画面遷移は上下左右にスワイプして行う。

ニトリスマートウォッチ
解像度は低いが、メールの通知などは問題なく読むことができる
ニトリスマートウォッチ
下から上にスワイプすると、アプリメニューが表示される

 背面には心拍センサーを搭載。ベルトはスライドばね棒で簡単に交換できるようになっており、ベルト幅は20mm。市販のものと交換も可能だ。付属のベルトは合皮製で、最初はやや硬めに感じたが、装着感は悪くない。

ニトリスマートウォッチ
背面にはセンサーがある。ベルトはスライドばね棒で取り外しが可能だ。実測で20mm幅だったので、市販のベルトとも交換できるだろう

 充電は専用の充電台を使用する。ケーブルの先端はUSB Type-A仕様だ。バッテリー容量やバッテリー持ちに関する情報がないが、丸1日の使用で18%ほど消費していた。単純計算すると4〜5日程度は持ちそうだ。

ニトリスマートウォッチ
充電には専用の充電台を使用する

 ただし、バッテリー残量に関してはスマートウォッチ上では数値で確認することができない。アイコン表示はあるので大まかな残量は確認できるが、数値で確認したい場合にはスマートフォンで見る必要がある。

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