検索
ニュース

Apple Watchいらず、iPhone単体でフィットネスの「ワークアウト」を測定する方法は?

新OS「iOS 26」の特徴についておさらいしよう。

Share
Tweet
LINE
Hatena

 iOS 26.1で追加された「フィットネス」アプリでは、iPhoneからワークアウトの測定を実行できるようになった。「Apple Watch」シリーズや、新たに心拍センサーを備えた「AirPods Pro 3」のような周辺機器を持っていなくても、iPhone単体でワークアウトを測定できるのがポイントだ。

 本記事では、同機能に関するアップデートの概要をチェックしつつ、操作画面を確認してみたい。

Apple Watch不要で計測可能に

 もともとApple製品で「ウォーキング」や「ランニング」のようなワークアウトを測定するには、Apple Watchシリーズの装着が必要だった。2022年秋にリリースされたiOS 16で「フィットネス」アプリが追加され、iPhoneでも日常の運動に関連する活動量を測定・確認できるようにはなっていたものの、“ワークアウトの測定”は未対応だった。

 要するに、Apple Watchにおける「アクティビティ」アプリのようなものだったわけだ。

 一方、iOS 26.1でのアップデートでは、iPhone上のフィットネスアプリにおいて、この“ワークアウトの測定”が可能になった。つまり、Apple Watchにおける「アクティビティ」アプリと「ワークアウト」アプリの両方の役目を担うようになったといえる。

 実際にアプリ内の機能を試すと、以下の挙動が確認できた。

 (1)使用可能な状態のApple Watchシリーズを装着した状態で、iPhoneの「フィットネス」アプリ内のボタン操作でワークアウトの測定を開始すると、Apple Watchと自動で連携し、Apple Watchを使ったワークアウト測定がスタートした(※今回はAirPods Pro 3では試していないものの、同様の挙動になると思われる)。

 (2)Apple WatchやAirPods Pro 3が連携されていない状態で、iPhoneの「フィットネス」アプリ内のボタン捜査でワークアウトの測定を開始すると、iPhone単体でワークアウトの測定が行えた。ただし、心拍数は測定できなかった。

 なお、測定し損ねたワークアウトの記録を手動で追記するような使い方はできない。あくまでもフィットネスアプリ内から測定を開始できるようになった点に留意したい。

 具体的な操作としては、「フィットネス」アプリ内で、「ワークアウト」タブを選び、運動の種類を選んで再生アイコンをタップする。

 あとはカウントダウン後にワークアウトの測定が始まる。このあたりの使い勝手は、Apple Watchにおけるワークアウトアプリに近いので、Apple Watchを使ったことがあるユーザーなら直感的に利用できるだろう。

photo
画面下部にある「ワークアウト」タブを選択し、目的の種目の横にある再生アイコンをタップ(画像=左)。カウントダウンの後、ワークアウトの測定がスタートする(画像=右)
photo
例として、iPhoneのみで「ウォーキング(屋外)」を開始した画面。終了したい場合には、下部のストップボタンをタップ(画像=左)。さらに「ワークアウトを終了する」をタップ(画像=右)
photo
画面が大きい分、記録をチェックしやすい。例えば、「難易度を追加」をタップし(画像=左)、難易度を指定する手順も見やすかった(画像=右)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る