連載
中国では10月にスマホの新機種ラッシュを迎える──“独身の日”の大セールで最も売れたメーカーは?(1/2 ページ)
中国で最もスマートフォン熱の高まるのが、この時期なのです。
2025年10月、中国では19機種のスマートフォンが発売されました。そのうち16機種がハイエンドモデルです。実に2日に1台、高性能なスマートフォンが登場したことになります。ちなみに2024年の同時期にも、ほぼ同じぐらいの製品が登場していました。中国で最もスマートフォン熱の高まるのが、この時期なのです。
これは例年10月中旬から11月11日にかけて行われる、中国の独身の日「双11」セールに向けて、各社が新製品を投入するためです。ちなみにXiaomiは9月末にもハイエンドモデルを3機種も出しており、それを加えると、とんでもない数の新製品が約1カ月の間に登場しました。
双11は、もともと2009年に中国EC大手のアリババ(Alibaba)が秋の消費喚起として始めたものですが、今では毎年恒例の大行事になっています。
ここ数年は新型コロナのパンデミックの影響や、中国国内の景気減速により、各ECサイトは11月11日セールの売上高を公表しなくなっています。とはいえ、1年で最も消費が盛り上がる時期であることは間違いありません。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
スマホに薄型化は必要か 「iPhone Air」で見えた「犠牲」と「意義」
Appleが日本時間9月10日午前2時(米西部時間9日午前10時)に発表したばかりの「iPhone Air」は、「薄さ」を最大の特徴とする。現行のスマートフォンは8mm台が主流なので、その数値がいかに突き抜けているかが分かる。一方、犠牲になった機能を考えると、果たして薄さが正義なのか? と思う。
「iPhone 17 Pro」「iPhone Air」のインカメラは縦横自在! 自撮り派にうれしい作りに
iPhone 17 ProとiPhone Airのカメラを撮り比べるレビューの後編は、普段だとあまり扱わないインカメラ。インカメラはあまり変わり映えしないことが多かったのだけど、今回は違う。センサーが正方形になったのだ。
「iPhone 17 Pro」と「iPhone Air」のアウトカメラを撮り比べ 話題の「光学品質8倍ズーム」もチェック
iPhone 17 ProとiPhone Airのアウトカメラって、何が違うんでしょうか――撮り比べてみましたよ!
「iPhone Air MagSafeバッテリー」はAir以外で使える?
アクセサリー「iPhone Air MagSafeバッテリー」も発表されましたが、これはiPhone Air以外でも使えるのでしょうか。
「iPhone 17」シリーズや「iPhone Air」でどの機種が人気? 評価ポイントは? MM総研が調査
MM総研は「iPhone 17シリーズ購入意向調査(2025年9月時点)」に関する調査結果を発表。39.5%が購入意向を示し、モデル別では「iPhone 17」が68.2%で最も多くなった。

