25年国内スマホ出荷台数は増加も26年は減少見込み Apple、Google、サムスンが3強 MM総研調べ
MM総研は「2025年度通期(2025年4月〜2026年3月)国内携帯電話端末出荷台数」の結果を発表。2025年度のスマートフォン出荷台数は3132.8万台と前年度比4.3%増となったが、メモリ高騰で2026年は減少すると見込む。
MM総研は、5月14日に「2025年度通期(2025年4月〜2026年3月)国内携帯電話端末出荷台数」の結果を発表した。
総出荷台数は3224万台(前年度比3.8%増)で、うちスマートフォンが3132.8万台(同4.3%増)、フィーチャーフォンが91.2万台(同10.9%減)で、スマートフォン出荷台数は2年連続の増加となり3000万台以上を維持した。フィーチャーフォンは2000年度の出荷統計開始から初めて100万台割れと減少するも、総出荷台数は4年ぶりに3200万台に回復した。
スマートフォン出荷台数の回復要因は、キャリア4社の下取りプログラムなどを活用した買い替え需要の促進、MNP獲得に向けた施策展開、2026年3月末でのNTTドコモの3G停波に伴う特需だと分析。世界的なメモリー高騰に起因し、2026年度の総出荷台数は2997万台(前年度比7.0%減)、スマートフォン出荷台数は2915万台(同7.0%減)と予測する。
2025年度通期のメーカー別総出荷台数シェア1位はAppleで、15年連続で1位を獲得した。同社の総出荷台数は1615.4万台(前年度比4.9%増)、シェアは50.1%(同0.5ポイント増)となった。
総出荷台数シェア2位はGoogleで398.2万台(同25.8%増)/シェア12.4%(同2.2ポイント増)、3位はサムスン電子で353.1万台(50.8%増)/シェア11.0%(3.5ポイント増)、4位はシャープで230.3万台(32.4%減)/シェア7.1%(3.9ポイント減)、5位はFCNTで193.3万台(8.0%増)/シェア6.0%(0.2ポイント増)、6位は京セラで119.9万台(10.2%減)/シェア3.7%(0.6ポイント減)となる。
同社が定義するオープン市場の携帯キャリア別台数/シェアをみると、NTTドコモが1041.5万台(シェア33.2%)で1位、KDDIが838万台(26.7%)、ソフトバンクが821.1万台(26.2%)、楽天モバイルが120.7万台(3.9%)となり、4社でシェア90.1%を占める。オープン市場に限定したメーカー別出荷台数/シェアは1位はApple、2位はXiaomi、3位はシャープ、4位はモトローラ、5位はサムスン電子となる。
2025年度スマートフォン市場におけるセグメント別の状況を確認すると、5G対応スマートフォンは3116.1万台で前年度と同じ99.5%を占め、2023年度以降は99%以上100%未満という状態が続いている。AIスマートフォン出荷台数は2196.3万台で、スマートフォン出荷台数比率は70.1%(前年度比28ポイント増)と一気に過半数を占めるている。折りたたみスマートフォンの出荷台数は33.4万台(6.9%増)となった。
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