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スマホ決済で「請求書払い」はどれがお得? d払い、au PAY、PayPay、楽天ペイを比較してみたスマホ決済のお得な活用術(1/2 ページ)

税金支払いに便利なスマホ決済の請求書払いは地方税統一QRコードにより全国の自治体で利用が進む。主要4サービスは現在いずれも決済時のポイント還元が対象外でありチャージ方法などでお得度が異なる。条件次第で最大5%還元のau PAYやEdy連携で還元を狙える楽天ペイが有力な選択肢だ。

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 住民税や固定資産税、自動車税など、税金を支払うときには、できるだけ得できる方法を考えている。今は年会費無料の「リクルートカード」からnanacoチャージし、セブン-イレブンでnanacoを使って支払うという王道の方法を利用している。こうすることでnanacoチャージ時にリクルートカードの1.2%のポイントがたまる。

 しかしリクルートカードからnanacoへの新規カード登録は2020年3月で終了した。既に登録済みの筆者はこの方法が使えるものの、ポイント還元されるのは月間3万円までと、徐々に条件が厳しくなってきている。いずれnanacoチャージではポイントがたまらなくなるかも……。

 そのような危機感から、新たな方法を模索中だ。その方法として検討しているのが、スマホ決済アプリの「請求書払い」だ。納付書(払込票)にあるバーコードをスマホで読み取ることで、24時間いつでも自宅から支払うことができる。

 2023年4月1日から開始された地方税統一QRコード「eL-QR」によって、固定資産税・都市計画税、個人住民税、個人事業税、自動車税、軽自動車税、不動産所得税などが、スマホ決済アプリから手軽に支払えるようになった。ただ自治体によって異なる場合があるので、届いた納付書に「eL」のマークが入っているかどうかを確認してから利用しよう。

請求書払い
納付書に記載された「eL」マーク

 請求書払いのメリットは前述したように、いつでも自宅から支払えること。また全国の自治体で同様の方法が利用でき、支払い方法によってはポイント還元が受けられる。一方、デメリットは紙の領収証書が発行されないこと。また、納税証明書の即時発行ができないことだ。

 なお、eL-QRの支払いには、スマホ決済アプリ以外にも、クレジットカードやインターネットバンキング、口座振替などの方法が使える。とはいえ、インターネットバンキングや口座振替ではポイント還元は得られない。またクレジットカードはカードによって所定のポイント還元はあるものの、税額に応じたシステム利用料が加算されてしまう。

請求書払い
クレジットカード決済による手数料(国税庁のWebサイトより)

 お得で便利ということを考えると、スマホ決済アプリを選ぶのがよさそうだ。中でも大手キャリアが提供する「d払い」「au PAY」「PayPay」「楽天ペイ」の主要4サービスなら、普段から使っているので利用しやすい。そこでこの4サービスの中でどれが一番お得なのかを比較してみた。

請求書払いはポイント還元の対象外 決済以外のお得度を探る

 通常、d払い、au PAY、PayPay、楽天ペイで決済するとポイントがもらえる。請求書払いも以前はポイントが獲得できていたが、残念ながら現在は4サービスともポイント還元の対象外となっている。そのため決済以外の部分で得できる方法について、4サービスを比較してみた。

d払い「請求書払い」

 d払いの請求書払いはd払い残高の支払いのみで、dカード払いやクレジットカード払い、電話料金合算払いは利用できない。d払い残高にチャージするには銀行口座、コンビニATM(セブン銀行やローソン銀行)からの現金チャージになるので、ポイントは発生しない。dポイントを支払いに利用することもできないので、正直、お得感はない。ポイント還元のあるキャンペーンなどのタイミングを狙うのがいいだろう。

請求書払い
d払いアプリの請求書払い画面

au PAY「請求書支払い」

 au PAYの請求書支払いはau PAY残高で支払う。残高には、Pontaポイントや通信料金合算、クレジットカード、銀行口座、コンビニATMなどからチャージができる。au、UQ mobile、povo1.0を契約している場合は、「au PAY カード」や通信料金合算、「auじぶん銀行」からオートチャージの設定も可能だ。

 クレジットカードでのチャージ時には、基本、ポイントがたまる。だが全てのカードが対象というわけではなく、au PAY カードやau PAY ゴールドカードでau PAY残高にチャージしても、ポイント還元の対象外だ。

 だが、au PAY ゴールドカードなら、au PAY残高へオートチャージ設定をすると、チャージ額に対して基本1%のポイントがもらえる。さらに「ポイントアップリワード」の条件を達成することで、チャージ時の還元率を最大5%までアップさせることができる。その条件というのが以下の5つだ。ポイントアップリワードによる還元は月間1000ポイントが上限になる。

  1. au PAY ゴールドカード会員であること(+1%)
  2. 同カードの支払口座をauじぶん銀行に設定(+1%)
  3. 同カードで「auでんき」料金を決済(+1%)
  4. 同カードの家族カードを保有して利用(+1%)
  5. 同カードのETCカードを年1回以上利用(+1%)

 ただし、au PAY ゴールドカードを利用するには年会費1万1000円が必要だ。auやUQ mobileの契約者なら、au PAY ゴールドカードを持っていることで、毎月のスマホ料金で最大10%のポイント還元があるので、それを含めて利用することでメリットが得られるだろう。

 なお、毎月5のつく日(5日・15日・25日)と8日の「たぬきの抽選会」の日に請求書支払いを利用すると、200円以上の決済で、1等3000ポイント、2等100ポイント、3等20ポイント、4等10ポイント、5等1ポイントのPontaポイントが必ず当たる。より得するために、決済日にも気を配りたい。

請求書払い
au PAYアプリの請求書支払い画面

PayPay「請求書払い」

 PayPayの請求書払いに利用できるのは、PayPay残高(PayPayマネー、PayPayマネー(給与)のみ)とPayPayクレジット。PayPayマネーへのチャージ方法は、銀行口座、コンビニATM 、Yahoo!フリマ・Yahoo!オークションの売上金などで、チャージによるポイント還元はない。PayPayクレジットでの支払いについても、残高チャージするのではなくクレジット支払いとなり、請求書払いはポイント還元の対象外だ。

 とはいえ、請求書払いは「PayPayステップ」のカウント対象。前月に200円以上の決済を30回以上かつ10万円分の支払いをすることでポイント還元率が0.5%上乗せされ、PayPay加盟店でのいつもの買い物が、PayPay残高での支払いなら1%還元、PayPayクレジットでの支払いなら1.5%還元になる。PayPayの請求書払い自体ではお得感がないものの、PayPayステップの条件が達成しやすくなるというメリットがある。

 また、支払い日を指定できる「支払い予約」ができるのが便利だ。なお、PayPayポイントは税金の支払いには利用できない。

請求書払い
PayPayアプリの請求書払い画面。ポイント還元があったときに利用していたので取引履歴が表示されている

楽天ペイ「請求書払い」

 楽天ペイの請求書払いは、楽天ペイ残高(楽天キャッシュより名称変更)で支払いができる。チャージ方法は「楽天カード」、楽天銀行を含む銀行口座、コンビニATM、楽天Edy、ラクマ売上金など。

 加盟店で楽天ポイントカードを2回提示するという条件を達成することで、通常、楽天ペイ残高での楽天ペイの支払いが1.5%還元になるが、請求書払いはポイント還元の対象外。そこで楽天ペイ残高へのチャージでポイントを獲得する方法を検討してみた。

 楽天ペイ残高にチャージできるクレジットカードは楽天カードだけだが、チャージによるポイント還元はない。楽天カードを持っている場合、楽天カードから楽天Edyにチャージすることで0.5%のポイント還元が得られる。その楽天Edyを楽天ペイ残高にチャージすることでポイントが獲得できる。

 その他、楽天Edyチャージでポイントがたまるクレジットカード(リクルートカード、エポスカードなど)を利用することで、チャージによるポイントが得られる。楽天ポイントも支払いに利用できる。

請求書払い
楽天ペイアプリの請求書払い画面

 ここまでの内容を以下の表にまとめたので参考にしてほしい。

請求書払い

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