スマホ決済で請求書払い、どのくらいの人が知っている? MMDの調査より
MMD研究所が「請求書払いとeL-QR(地方税統一QRコード)に関する調査」の結果を発表。請求書で支払っている料金や税がある人は57.5%で、スマホ決済で支払えることの認知は43.1%となった。
MMD研究所は、5月12日に「請求書払いとeL-QR(地方税統一QRコード)に関する調査」の結果を発表した。対象は18歳〜69歳の男女7000人で、調査期間は4月21日〜4月27日。
対象のうち57.5%が「請求書で支払っている料金や税がある」と回答し、性年代別では男性60代の73.1%、男性50代の63.7%、女性60代の61.8%が上位となる。請求書で支払っている料金や税(複数回答)は「自動車税」が44.4%、「固定資産税」が37.2%、「水道料金」が35.6%となった。
請求書をスマホ決済で支払えることを知っているか聞いたところ「知っている」が43.1%、「知らなかった」が56.9%に。メインで利用している請求書の支払い方法を聞いたところ「コンビニエンスストア」が51.9%、「金融機関窓口」が28.0%、「スマホ決済」が16.5%となった。
支払い方法の理由について、コンビニエンスストアや金融機関窓口は「近くにコンビニエンスストアや金融機関窓口があるから」が31.8%、「自分のタイミングで支払いたいから」が26.7%、「現金で支払いたいから」が17.1%、スマホ決済は「どこにいても支払いができるから」が54.6%、「ポイントが貯まるから」が43.9%、「手数料がかからないから」が34.5%となった。
eL-QRは「内容まで理解している」「言葉は聞いたことがあるが、内容はよく分からない」を合わせて16.3%が認知している。何らかの地方税を請求書で支払っている3283人へeL-QRの説明をした上で、今後スマホ決済で地方税を支払いたいか聞いたところ「支払いたいと思う」「やや支払いたいと思う」を合わせて57.7%が支払いたいと回答した。eL-QRで利用したいスマホ決済(複数回答)は「PayPay」が64.2%、「楽天ペイ」が37.2%、「d払い」が26.0%となる。
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