Apple、「iOS 26.5.2」を配信開始 WebKit関連など多数の脆弱性を修正
Appleは、iPhoneおよびiPad向けのセキュリティ修正を中心とした最新OS「iOS 26.5.2」の配信を開始した。WebKit関連をはじめとする計37件の脆弱性に対処する。このうち1件は、Anthropicの従業員がAI「Claude」を活用して発見した脆弱性としてクレジットされている。
米Appleは6月29日(現地時間)、iPhone、iPad向けの最新OS「iOS 26.5.2」「iPadOS 26.5.2」の配信を開始した。本稿ではiPhone向けの「iOS 26.5.2」について紹介する。セキュリティ関連の修正が中心で、計37件の脆弱性(CVE)が修正されている。対象はiPhone 11以降。[設定]→[一般]→[ソフトウェア・アップデート]の順に操作すると内容を確認できる。
修正された脆弱性は、ブラウザエンジン「WebKit」関連が大半を占める。悪意を持って細工されたWebコンテンツを処理すると、Safariが予期せず終了したり、メモリ破壊やデータの漏えいにつながったりする恐れがあったもので、WebKitおよびWebKit Canvas/WebKit Storageで計26件が修正された。このほか、「WebRTC」で4件、システムの中核を担う「カーネル」で3件、XML変換ライブラリ「libxslt」で2件、グラフィックス関連の「IOGPUFamily」やWeb拡張機能でそれぞれ1件などが修正されている。
修正された脆弱性のうち、WebKitの1件(CVE-2026-43715)は、報告者として「CVE-2026-43715: Milad Nasr and Nicholas Carlini with Claude, Anthropic」がクレジットされており、米Anthropicの従業員が「Claude」を活用して発見したことが示されている。
なお、これらの脆弱性について、Appleは公開時点で悪用された可能性があるとの注記を加えていない。
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