PayPayのフィッシング詐欺が増加、QRコード決済の送金詐欺にも要注意 BBSSが調査
BBSSは、5月度ネット詐欺リポートを公開。QRコード決済を悪用した詐欺サイトが増えている他、「ポイント交換」や「ポイントプレゼント」を装ってログイン情報や個人情報を盗み取る詐欺が増加した。
詐欺サイトを無料で診断する「詐欺サイトチェッカー」を運営するBBSSは、7月31日に5月度ネット詐欺リポートを公開した。
5月はIDやパスワードを盗む従来のフィッシング詐欺とは異なり、利用者をQRコード決済の支払い画面へ誘導して直接送金させる詐欺サイトが増加。「e-Taxで未納の税金があります」などの偽のメッセージを送り、支払いを促す事例が確認されたという。
QRコード決済で支払いをしてしまった場合、受付処理が完了する前であれば取り消せる場合がある。しかし受付確定後はQRコードを発行した側しか取り消しができず、金銭を取り戻すのは非常に困難となる。不審なメッセージやサイトから支払いを求められた場合は、公式サイトや公式アプリで状況を確認するよう呼び掛けている。
また、5月から6月にかけて「ポイント交換」や「ポイントプレゼント」を装ってログイン情報や個人情報を盗み取る詐欺が増加。JRE POINT、楽天ポイント、Vポイント、dポイントなど、さまざまなポイントサービスのブランドを悪用し、お得感を利用してログイン情報の入力を促す。
多くの企業やサービスでは定期的にポイントプレゼントキャンペーンを実施しているため、不審なメールやSMSであっても警戒心が薄れやすい。ポイントの受け取りや交換を案内するメールやSMSを受け取った場合は記載されたリンクを開かず、公式サイトや公式アプリから直接アクセスして確認することを推奨する。
5月度はPayPayを装ったフィッシングサイトが最も多く確認された他、クレジットカードを装ったフィッシングサイトの構成比が上昇。証券関連のフィッシングサイトはマネックス証券をかたるサイトの減少に伴い、全体の構成比も低下した。
同社はフィッシング詐欺の被害を防止するポイントとして、メールやSMSで案内されたURLが正規のURLか確認する、個人情報やクレジットカード番号の入力を促すメール/SMSに注意する、ログインID/パスワードの使い回しを控える、セキュリティソフトやネット詐欺対策ソフトを導入することを挙げている。
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