原価高騰でスマホの月額料金と端末代金が上昇、データ通信量の平均は? MM総研が調査
MM総研は「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2026年7月調査)」の結果を発表。スマートフォン利用者全体の月額料金は4198円と前回調査から201円上昇、端末購入金額は8万1747円と前回調査から2976円上昇した。
MM総研は、8月6日に「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2026年7月調査)」の結果を発表した。
スマートフォン利用者全体の月額利用料金4198円で、前回調査から201円上昇。MNO4ブランドのスマートフォン利用者の月額利用料金は4853円、楽天モバイルを除くMNOのフィーチャーフォン利用者は2746円、サブブランド利用者の月額利用料金は3296円、MVNO利用者の月額利用料金は1979円で、前回調査と比較すると、スマートフォン月額利用料金としては全て上昇している。
端末の割引前購入金額はスマートフォン利用者全体で8万1747円で、前回調査から2976円上昇。OS別の購入金額は、iOS(iPhone)は11万4234円、Androidは6万2612円と前回調査から上昇し、iPhoneの方がAndroidスマートフォンよりも端末購入金額が5万1622円高い。
スマートフォン利用者の月間モバイルデータ通信量は「わからない」と回答したユーザーを除いた平均モバイルデータ通信量が13.94GB、中央値が4GBとなった。有効回答のみを対象とした月間通信量は「1GB」が22.8%、「2GB」が9.1%、「3GB」が16.4%、「4GB」が5.9%となり、54.2%のユーザーが4GB以下となった。
平均値は上昇傾向にあり、中央値は調査開始後初めて「4GB」に達した。月間モバイルデータ通信量は増加傾向が続き、平均値は2017年2月調査は4.22GB、2023年1月調査は10.09GB、2026年7月調査では13.94GBとなり、2025年7月調査から1年で1.48GB(11.9%)増加。約9年半前の2017年2月調査と比較すると、3.3倍に増えている。
スマートフォン利用の月間Wi-Fiデータ通信量は「わからない」を除き、Androidユーザーは14.78GB、iPhoneユーザーは16.56GBとなった。全体では15.48GBで、月間モバイルデータ通信量の平均と合わせた月間の総データ通信量は29.42GBと前回調査の通信量よりも0.98GB増加した。データ通信量の構成比としてはモバイルデータ通信量の47.4%に対し、Wi-Fi通信量は52.6%とWi-Fi通信量が微減傾向にある。
スマートフォンの1週間あたり利用時間は1286分(21時間26分)で、平均利用時間の推移(2019年2月〜2026年7月)を見ると、2019年2月(757分)から2025年1月(1258分)までで約8時間半増加。その後は横ばいとなっていたが、今回調査(1286分)で最長を更新した。
用途別に見ると、MNO4社では「インターネット検索・情報収集」(245.6分、構成比18.8%)、「動画視聴」(198.6分、同15.2%)、「SNS」(192.9分、同14.8%)、「メール・メッセージの送受信」(127.6分、同9.8%)、「ゲーム」(93.6分、同7.2%)、「音楽視聴」(80.8分、同6.2%)、「オンラインショッピング」(61.0分、同4.7%)で、上位7用途で76.7%を占めた。
利用しているサービス上位は、SNSは「Instagram」が67.2%、「X(旧Twitter)」が60.1%、「TikTok」が34.8%。音楽配信サービスは「Spotify」の31.4%で、次いで「YouTube Music」が30.3%、「Apple Music」が20.2%。動画配信サービス利用者のうち、有料サービスは「Amazon Prime Video」が29.0%、「Netflix」が20.5%、「YouTube Premium」が8.0%。「DAZN」は6.8%と前回の4.1%から2.7ポイント上昇し、サッカーのFIFAワールドカップ2026期間中の調査であったことが影響したと分析する。
同社は半導体メモリの価格高騰や円安、インフレの波及などによりプラン料金や端末価格の値上げ傾向は続くと推測する。
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