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Unihertzの物理キーボードスマホ「Titan 2 Elite」をじっくり試す 刺さる人には唯一無二の存在に(2/4 ページ)

Unihertzから登場した物理キーボード搭載スマートフォン「Titan 2 Elite」の実機レビューをお届け。コンパクトなボディーや高品位なQWERTYキーボードの魅力、正方形ディスプレイの癖などを解説する。

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今作最大の魅力は物理キーボード キータッチ感も機能性も「道具」として仕上がっている

 今作最大の見どころは、やはりQWERTY物理キーボードだ。キーレイアウトはクラシックなスマートフォンスタイルに設計されており、BlackBerryを使ってきたユーザーならすぐに手になじむはずだ。

 キーには明確なクリック感がありつつも底打ちは硬すぎず、長文入力でも指が疲れにくい。スマートフォンの物理キーボードとして、極めて完成度の高い仕上がりといえる。

 特筆すべきは、キーボードが単なる文字入力装置にとどまらない点だ。表面が静電容量式のタッチパッドを兼ねており、指先でスワイプするだけで画面のスクロールやカーソル移動が行える。マウスモードにも対応している。

 SNSやWebブラウジングの際、画面に触れずキーボード上のスワイプだけで読み進められる操作感は、一度慣れると手放せなくなる。

 さらに、A〜Zの全キーに短押し・長押しのショートカットを割り当てられるカスタマイズ性や、テキスト編集を快適にするユニバーサルショートカット、キーボードのバックライトなど、機能面の作り込みも徹底されている。

 このあたりの操作性は往年のBlackBerry端末に準拠しており、キーボードスワイプは「BlackBerry Passport」や「KEYone」といったAndroid世代の操作感と同等だ。名機の操作性を踏襲しているため、かつてのユーザーもすんなりなじめるはずだ。

 最下段にはホームキーやバックキーも備えるが、その配置にはやや癖がある。しかし、これらのキーの割り当ては任意で変更可能だ。筆者としては、ホームキーをスペースキーに割り当てることで、往年のBlackBerry端末に近い感覚で利用するカスタマイズをおすすめしたい。

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キータッチ、スワイプ操作、ショートカット、バックライト。キーボードまわりの完成度は歴代Titanシリーズでも頭一つ抜けている
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キーボードバックライトの点灯イメージ
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最下段のキー配列は微妙なところ
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キーボードは任意の操作を割り当て可能。これはMWC展示時のプロトタイプの時から同様だ

120Hz AMOLEDの美しいディスプレイ 「ほぼ正方形」ゆえの弱点も

 ディスプレイは4.03型AMOLEDパネルを採用している。解像度は1080×1200ピクセル、リフレッシュレートは120Hzに対応する。ピーク輝度1600ニト、2160HzのPWM調光も備えた仕様だ。

 この手のキーボード端末はディスプレイの質が妥協されがちだったが、Titan 2 Eliteの画面は発色・精細さともに良好でスクロールも滑らかだ。小画面ながら表示品質はミドルクラスのスマートフォンと遜色なく、素直に評価できる。

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発色が良く120Hz駆動でスクロールも滑らかな4.03型AMOLEDを搭載している

 ただし、画面のアスペクト比がほぼ正方形(1080×1200)である点は、実用面における最大の癖といえる。縦画面前提で設計された昨今のSNSや縦動画コンテンツでは、表示領域が窮屈に感じられる場面が多い。

例えば、ブラウザ表示は1画面当たりの情報量が限られ、InstagramのリールやTikTokでは上下が大きくクロップされてしまう。

 この点は物理キーボードとのトレードオフとして割り切る必要がある。「SNSや動画視聴が主用途」という人には不向きだが、メールやメッセージ、メモ作成などテキスト主体の用途であれば、正方形ディスプレイとキーボードの組み合わせはむしろ非常に快適だ。

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アスペクト比の関係でやや窮屈に感じるブラウザ表示
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ほぼ正方形の画面は縦型SNSやショート動画と相性が悪いものの、テキスト中心の用途でこそ生きる

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