コラム
キャリアショップや家電量販店よりも厳しい現実――街中の「併売店」の“今”を探る:元ベテラン店員が教える「そこんとこ」(4/4 ページ)
最近、複数の携帯電話事業者を扱う「併売店」の閉店が相次いでいる。その背景を現役店員に聞いてみた。
「併売店」は消えてしまうのか?
携帯電話の販売においてキャリアショップと家電量販店に並ぶ販路として定着していたこともあり、現状では関東圏では生き残っている併売店が比較的多い一方で、併売店が全く存在しなくなった地域も見受けられる。学生時代から何度も併売店で携帯電話を買ってきた身からすると、この現状はさみしいものを感じる。
今回の店員から聞いた話の限りにおいて、関東圏を含めて併売店の“今後”はより厳しさを増している。そもそも論として、回線契約と端末販売を分離した買い方を選ぶ人も増え、キャリアショップや家電量販店での売れ行きもあまりよくないと言われている。そんな中で、従来型の「携帯電話の契約と購入を行う店」というのは、消えてゆく運命なのかもしれない。
しかし、併売店はこの状況を良しとしていない。中には「自社で端末を企画して販売する併売店(の運営代理店)」や、「キャリアショップに負けないサポート体制を整備して、地域密着化を強化する併売店」もある。
市場の大きな変化を乗り越え、キャリアショップや家電量店とは違う併売店の強みが改めて出てくるのか――今後も注目していきたい。
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