どちらを選ぶ? 「iPhone 18 Pro」と「iPhone Duo」のスペックを比較、14.5万円の価格差をどう捉えるか(1/3 ページ)
2026年の新型iPhoneとして登場した「iPhone 18 Pro」と、初の折りたたみ端末「iPhone Duo」の違いを比較整理した。基礎性能は共通だが、14万5000円の価格差があり、ディスプレイやカメラ構成などの仕様が大きく異なる。望遠カメラ重視ならProモデル、大画面やマルチタスク作業を重視するならDuoが適した選択肢となる。
2026年は、形の違う2台の新型iPhoneが出る。9月18日に発売されたiPhone 18 Proと、10月23日発売のiPhone Duoだ。片方は従来型のフラグシップ、片方はAppleとして初の折りたたみとなる。チップはどちらもA20 Pro、OSはiOS 27で、土台にあたる部分は共通だ。違いは形と、そこから派生する部分に集中している。
価格差は256GB同士で14万5000円となる。価格差が大きいので、並べて比較されることは少ないかもしれないが、どちらも同時期に発売される新型iPhoneということで、2機種の違いを整理してみた。
iPhone Duoは開けば5.2mm、閉じれば11.3mm
本体サイズは、iPhone 18 Proは71.9(幅)×150.0(高さ)×8.75(奥行き)mmで重量は211g。18 Pro Maxは78.0(幅)×163.4(高さ)×8.75(奥行き)mmで重量は249gだ。素材はアルミニウムのユニボディーを採用し、前面にセラミックシールド 2、背面にセラミックシールドを使う。
iPhone Duoは開いた状態が164.6(幅)×117.8(高さ)×5.2(奥行き)mm、閉じた状態が84.1(幅)×117.8(高さ)×11.3(奥行き)mmで、重量は254g。素材はグレード5チタニウムで、前面と背面のカバーガラスの構成は18 Proと同じだ。ヒンジは100以上の部品で構成されるとAppleは説明している。
重量を並べると、Duoの254gはPro Maxの249gより5g重いだけ。折りたたみ端末だからといって極端に重いということにはなっていない。一方で閉じたときの厚さ11.3mmは18 Proの8.75mmより2.55mm厚く、ポケットに入れたときの体積は確実に増える。幅も84.1mmと、18 Proの71.9mmより12.2mm広い。握ったときの印象は変わるはずだ。
開いたときの5.2mmについて、Appleは「iPhone史上最薄のボディー」とアピールしている。ただしこれは開いた状態の片側の厚さで、持ち歩くときの厚さではない点には注意したい。
防水・防塵(じん)はどちらもIP68で、水深6メートルで最大30分という条件まで同じだ。折りたたみ機構がある分だけ不利、という差は公称値の上では付いていない。
Duoのインナーディスプレイの表面は、耐擦傷コーティングと、独自のポリマー製Nano-texture仕上げのカバー層で保護される。映り込みを抑える役割と保護層の役割を兼ねる構成だ。インナーディスプレイ自体は10層の極薄レイヤーで構成される。
カラーは18 Proがブラック、シルバー、グレイシャー、バーガンディの4色で、Duoはナイトスカイとスターホワイトの2色だ。
ディスプレイサイズの違い 7.6型か、6.3型か
iPhone 18 Proは6.3型で2622×1206ピクセル、460ppi。Pro Maxは6.9型の2868×1320ピクセルで、こちらも460ppiだ。
iPhone Duoはインナーが7.6型の1878×2670ピクセルで430ppi、アウターが5.4型の1398×2034ピクセルで460ppiとなる。
輝度は3機種とも標準1000ニト、HDR時1600ニト、屋外でのピーク3000ニトに及ぶ。リフレッシュレートも最大120HzのProMotionで同じだ。画質を決める仕様は同条件と考えていいだろう。
面積についてAppleは、インナーディスプレイを「iPhone 18 Pro Maxより50%大きく」、アウターディスプレイを「iPhone 18 Proのスクリーン領域の90%の広さ」と表現している。つまり、Duoを閉じて使っている間は、18 Proよりひと回り狭い画面で操作することになる。
ソフトウェア面では、DuoがSplit Viewで2つのアプリを並べて表示できる。さらに年内にApple Pencil(USB-C)へ対応する予定で、インナーとアウターのどちらのディスプレイでも使えるとされている。メモや書類への注釈を想定した機能だ。
18 Pro側の変更点はダイナミックアイランドにある。最大3つのライブアクティビティーを同時に表示できるようになった。
カメラは望遠レンズの有無が大きな差
機種選びに最も影響するのはカメラだろう。
iPhone 18 Proのアウトカメラは4つの焦点距離をカバーする。4800万画素のメインが24mmで、絞りはF1.48、F1.8、F2.8、F4.0の可変式。4800万画素の超広角が13mmのF2.2。4800万画素の望遠が100mm(4倍)のF2.8だ。メインカメラで1200万画素にクロップすることによる、光学品質8倍相当(200mm)の撮影にも対応する。Appleはこれを「16倍の光学品質ズームレンジ」と表現し、デジタルズームは最大40倍まで対応する。可変絞りはレーザーカット加工の6枚ブレードで制御する。
iPhone Duoは4800万画素のメインが26mmでF1.6、4800万画素の超広角が13mmでF2.2。4800万画素メインからのクロップで1200万画素の光学品質2倍望遠(52mm)で撮影もできるが、独立した望遠レンズは搭載していない。
この差は使い方に直結する。運動会や発表会で遠くの被写体を撮る、旅行先で景色の一部を切り取るといった場面では、18 Proの100mmと200mmが使える。Duoでこれを補うにはデジタルズームに頼ることになる。カメラを重視して1台で済ませたいなら、選択肢は18 Proに絞られるだろう。
一方でDuoには、折りたたみだからこそ成立する撮り方がある。アウターディスプレイを見ながらメインカメラで自分を撮る、という使い方だ。インカメラではなく4800万画素のメインカメラで自撮りができるため、画質の条件が変わる。18 Proにはない選択肢だ。
インカメラは18 Proが1800万画素のセンターフレームカメラでF1.9。Duoはアウター側が1200万画素のセンターフレームカメラでF2.2、インナー側がアンダーディスプレイのFaceTimeカメラでF1.8となる。インナー側の画素数は非公開だ。
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