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「iPhoneのアプリが起動しない」報告相次ぐ 端末再起動やアプリ削除で解決しない理由(1/2 ページ)

iOSアプリが相次ぎ強制終了する大規模障害が発生。原因はGoogleの「Firebase」不具合とみられる。再起動では解決せず、データ消失リスクがあるためアプリ削除は避け、復旧を待つのが最善の対応となる。

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 9月29日午前9時ごろから、一部のiOSアプリが頻繁にクラッシュ(強制終了)するという報告がXなどで相次いでいる。「いつも使っているアプリが開けない」「起動して数秒でホーム画面に戻ってしまう」「iPhoneが壊れたのかと思った」といったユーザーからの戸惑いの声が多数投稿されており、一時的にトレンド入りするなど話題となっている。

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iOSアプリが起動しないという報告が相次いでいる

 JX通信社が提供するリスク情報サービス「FASTALERT」の報告によると、同日9時半すぎから多くのiOS端末において異常終了が観測されているという。現時点では、特定のアプリに限定された問題ではなく、ジャンルを問わずさまざまなアプリで同様の現象が発生しているようだ。

原因はGoogleの開発プラットフォーム「Firebase」か

 広範囲のアプリで同時に発生している今回のクラッシュ問題は、多くのアプリが共通して組み込んでいる外部モジュール(SDK)が原因と目されている。

 具体的には、Googleが提供するモバイルおよびWebアプリケーション開発プラットフォーム「Firebase」を利用しているアプリにおいて、クラッシュが発生しているという報告が相次いでいる。Firebaseは、データベース、認証、プッシュ通知、クラッシュレポートなど、アプリ開発に必要なバックエンド機能を包括的に提供するプラットフォームであり、多くのアプリで採用されている。

 海外の開発者向けのコミュニティーやフォーラムの情報をまとめると、Firebaseの中でも特にアクセス解析やユーザー行動の分析を担う「Analytics」機能に関連する部分で不具合が起きているようだ。アプリに組み込まれている外部SDKやそのバックエンドサーバに起因する問題であるため、アプリ開発者側からはコントロールが難しく、防ぎきれないのが厄介な点だ。

 詳細な障害の発生点や根本的な原因については、現時点ではGoogleからも公式なアナウンスが出ておらず、不明なままだ。しかし、複数の開発者コミュニティーにおいて「Firebase Analyticsの初期化処理でアプリが落ちる」という共通の事象が報告されていることから、この機能に関連するサーバ側の応答異常、あるいはデータ処理の不具合がトリガーとなっている可能性が高い。

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