ahamoがついに料金プランを改定。段階制へ――「40GB」が業界の新たなスタンダードになるのか:石川温のスマホ業界新聞
NTTドコモが12月1日に料金プランの改定を行う。注目点の1つがahamoで、月間のデータ容量に応じて3段階の料金設定となる。設定内容を見るに、他社も何らかの対抗策が必要だろう。
NTTドコモは12月1日より、ahamoを改定する。40GB・60GB・120GBの3段階制となり、40GB月額3135円(税込)からとなる。
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この記事は、毎週土曜日に配信されているメールマガジン「石川温のスマホ業界新聞」から、一部を転載したものです。今回の記事は2026年9月26日に配信されたものです。メールマガジン購読(税込み月額825円)の申し込みはこちらから。
値上げに関しては物価高など、昨今の状況を鑑みて、仕方ないことだと思う。他社も相次いで値上げし、意外と顧客の流出を招いていないだけに、NTTドコモもようやく着手できたという感がある。ただ、NTTドコモの場合、ネットワーク品質が他社よりも劣っている点を考慮する必要がある。
今回のahamoにおける改定、もともと徹底した「シンプル」な設定だっただけに、相当、苦労したと思われる。単純に容量、値段を変えれば、値上げしたのがハッキリとわかる。使い放題プランのように「付加価値」をモリモリにして、値上げに見えないようにするわけにもいかない。段階制という、これまでとは違う見せ方にしたことで、なんとか乗り切ったようにも見える。
ただ、質疑応答でも質問したが、段階制にしたことで、楽天モバイルと比較しやすくなってしまったのではないか。
料金の階段を横並びにすると、明らかにNTTドコモの方が高く見えてしまう。「あまり使わない時は安く、使うときはお得に」と考えると、自ずと楽天モバイルを選びたくなってくる。
実際のところ、KDDIによるローミングが終わりつつあるなかで、SNSを見ると楽天モバイルに対して、ネットワーク品質を嘆く声が毎日、大量に上がっている。
しかし、販売代理店関係者によれば、MNPにおける楽天モバイルの競争力は高く、結構、いまだに他社からユーザーを奪っているという。
確かに、一度も楽天モバイルを使ったことのない人からすれば、「安いなら、乗り換えようか」という気になるのは当然だ。ただ、実際に使ってみて、初めてネットワーク品質の実情に気がつくのだろう。
今回、ahamoが40GBをしきい値にしたことで、気になるのが他社の動向だ。
UQモバイルやワイモバイルなどは35GBを売りにしてきただけに、ahamo対抗をせざるを得なくなるのではないか。
ahamoは12月1日に料金が改定される。
まだ2か月以上猶予があるだけに、他社も何かしら反応してくることは間違いなさそうだ。
© DWANGO Co., Ltd.
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