News:ニュース速報 | 2002年8月28日 12:39 PM 更新 |
マイクロソフトは8月28日、Windows XP Tablet PC Edition日本語版をを11月7日にリリースすると発表した。同OSを搭載したTablet PCは同日以降、東芝やNECなどが順次発売する。
また6月12日に発売の意向を表明した国内PCメーカー、ソーテック、東芝、NEC、日本ヒューレット・パッカード、富士通の5社(6月12日の記事参照)に加え、新たにペースブレードジャパン、ビューソニック ジャパン、日本エイサーが発売を表明した。
Tablet PCは、ペンを使ってPCを操作したり、文字や絵を入力したりすることができる次世代PC。ノートPCの画面が180度回転する機構を採用する「コンバーチブル型」と、キーボードを搭載せず、液晶ディスプレイに直接ペンで入力する「ピュアタブレット型」の2種類の形態で提供される予定だ。
OSに、Windows XP Professionalに手書き認識機能、音声認識機能、手書き用ユーティリティソフトなどを追加したWindows XP Tablet PC Editionを搭載。Windows XPに対応した既存のソフトをそのまま利用することが可能だ。また手書き入力したデータは「デジタル インク」としてPCに取り込まれ、データ形式の変換や編集などの操作を行える。
またマイクロソフトは、Windows XP Tablet PC Edition対応アプリケーションの提供を予定しているソフトメーカー16社を発表した。提供予定の16社は以下の通り。
マイクロソフトは、Office XPをTablet PCの手書き入力機能に対応させるアドオン「Office XP Pack for Tablet PC」をTablet PCの発売に合わせて無償提供する予定。
また同社は、Tablet PCユーザーフォーラム「Tablet.jp」、マイクロソフトユーザーズフォーラムと共同で、「Windows XP Tablet PC Edition ソフトウェア コンテスト」を開催すると発表した。期間は9月26日から2003年2月28日まで。コンテストを通じて、手書き入力に対応したアプリケーションの充実させたいとしている。
[ITmedia]
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