News 2003年1月27日 11:59 PM 更新

News Weekly Access Top10(2003年1月19日−2003年1月25日)
EXILIM ZOOMに“浮気心”

デジカメのフル機能に携帯電話並みの軽さと“毎日使いたくなる機能”を兼ね備えたEXILIM ZOOMは、仕事以外でも“持ち歩こう”と思わせてくれそうなデジカメだ

 

News Weekly Top10 1月19日〜1月25日
1位 レンタルCDは最初の客が得をする?
2位 “3倍ズーム&320万画素”のEXILIMを見てきました(後編)――大画面液晶が提案する“デジカメ新活用術”
3位 落としても水をかけても大丈夫――“赤い彗星”の戦略商品も登場
4位 “3倍ズーム&320万画素”のEXILIMを見てきました(前編)
5位 [WSJ] MSの携帯電話にバグ、一部顧客から苦情
6位 レーベルゲートCD、22日スタート。気になるサポートは?
7位 ec2003レポート:オンラインゲームの現在
8位 伝説のハッカー、保護観察終えネット復帰へ
9位 Apple、X11でUNIXユーザーに照準
10位 「ベンチマーク禁止はダメ」の判決
Weekly Top10 先週のTop10には、カシオが先日発表した“3倍ズーム&320万画素”EXILIM ZOOMの開発者インタビューが2位と4位にランクインした。

 筆者は今、取材用デジカメの“アトガマ”を探している。いや、正確には「“サブカメラ”を探している」、だ。現在使用しているのはキヤノンのPowerShot G1。質感や色あいなど撮影画像の表現力の高さ、EOSシリーズの操作性を継承した使いやすいダイヤル類、豊富なマニュアル機能など、2年以上前に発売されたデジカメながらも機能面では、まったく不満はない。

 浮気心の理由は、G1の“重さ”。取材中に何度か落とされるという過酷な条件にも耐えるほどの頑丈さは評価できるが、バッテリ含めると約500グラムとなる重量級ボディは、仕事でなければ“常に持ち歩こう”とは思わない。

 カードサイズで126グラムの薄型軽量ボディに、デジカメのフル機能を収めたEXILIM ZOOMは、数字上のスペックではG1をほぼ包括している。そのうえ、シャッタチャンスを逃さない「0.01秒のレリーズタイムラグ」や、白とび/黒つぶれのチェックに便利な「ヒストグラム表示」など、G1にない機能も備えている。

 EXILIM ZOOMの売りは“毎日使いたくなる機能”。携帯電話並みのその軽さとともに、サブカメラとしてはもちろん仕事以外でも“持ち歩こう”と思わせてくれそうだ。ZDNetでは、EXILIM ZOOMの発売前レビューを行う予定。撮影画像の表現力や実際の使い勝手など、“購入モード”でじっくり調べてみたい。

[西坂真人, ITmedia]

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