News | 2003年7月7日 11:39 PM 更新 |
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1位 | 液晶 vs プラズマ――“薄型大画面TV”の本命はどちら? | ||
2位 | 任天堂が求める“次期ゲームボーイ”向けFPDの性能 | ||
3位 | DivX外部デコーダ「MediaWiz」発売に隠された裏の裏 | ||
4位 | 超小型PCも投入?――NEC“ナンバー1”のための七つの隠し玉 | ||
5位 | 「2画面特許」に抵触しない?――“1画面2表示”の有機ELパネル発表 | ||
6位 | アンドリーセン氏、“ブラウザの革新停滞”を痛烈批判 | ||
7位 | ソニーのサーバに「フォースの加護」はなかった? | ||
8位 | Appleの巻き返しは遅すぎた? | ||
9位 | Winamp、旧バージョンに逆戻り | ||
10位 | “液晶ヘルメット”をかぶった人間広告 |
先週のTop10は、液晶/PDP/有機ELなど、現在のエレクトロニクス製品に欠かせないフラットパネルディスプレイ(FPD)関連の記事が数多くランクインした。
1位の「液晶 vs プラズマ」といった薄型大画面TVの争いは、現在のところプラズマTVが一歩リードしているようだ。ディスカッションで語ったAV評論家の麻倉怜士氏も、階調表現の弱さや擬似輪郭ノイズといったプラズマTVのマイナス面を指摘しながらも、動画特性や色再現性などのアドバンテージで、現時点では液晶TVよりも薄型大画面TV向きとの評価を下している。
薄型大画面TV普及のターニングポイントとなる「1インチ1万円」に一番近いのも、このプラズマTVだ。実は、一部機種ではすでに1インチ1万円を達成しており、BS/CSデジタルチューナー非内蔵でハイビジョン非対応の32インチタイプでは、1インチ8000〜9000円台で買えるモデルもある。
プラズマTVメーカーの動向で注目したいのは、やはり、家庭用でトップシェアを誇る日立製作所。同社の製品群は、32インチという(プラズマTVとしては)小さなサイズからラインアップしている。筆者のようにウサギ小屋の中の狭いリビングルームには、このぐらいがちょうどいいサイズだ。
2001年の初代WOOO、一気に10機種をラインアップした2002年の2代目WOOOと、同社は看板商品のWOOOシリーズを毎年8月に発表している。今年の8月も当然期待していいだろう。
迫力ある大画面映像は、やはりハイビジョンで楽しみたいところ。8月の新製品では、おそらく、今年末にスタートする地上デジタル対応モデルが目玉商品となるだろうが、ハイビジョン対応(できれば地上デジタル対応)モデルで実売30万円を切る32〜37インチが登場したら「そろそろ我が家もプラズマTV」といきたいものだ。
[西坂真人, ITmedia]
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