News | 2003年9月4日 08:07 PM 更新 |
スクロールの追従性も予想以上で、スクロール加速機能も含め、操作感は大幅にレベルアップしている。また電池が中央近くに配置され重量バランスが改善されているほか、全体のフォルムも変更されたことで、マウスを持ち上げるときのフィーリングが改善されていた。
なお製品の技術的な背景に関しては、米国時間9月4日に詳細なアナウンスがある予定。米国内では9月中旬以降、順次店頭に並ぶ。気になる日本での発売は約1カ月遅れで、10月いっぱいには発売できる見込みだという。価格は未発表だが、日本での価格は従来製品とほぼ同じになる予定だ。
また各モデルともカラーバリエーションも用意される。ハイエンド機種のWireless IntelliMouse Explorerには、Bluetooth版にも採用されていた自動車ライクなブルー塗装のほか、レザーブラックというフェイクレザー加工を施したモデルも用意される。レザーブラックモデルは他製品よりも若干高くなる見込みとのことだ。
トップエンドに新型のキーボードを追加
一方、キーボードはマウスとのバンドル製品のみが設定される。上位機種から順に「Wireless Optical Desktop Elite」「Wireless Optical Desktop Pro」「Wireless Optical Desktop」の3モデルだ。
Eliteは新機能の追加、キートップ形状の変更、新しい機能キーの追加、それにパームレストへのフェイクレザー加工などが施された新型キーボードを採用したモデルで、マウスにはWireless IntelliMouse Explorerがセットされる。なお、マウスにもフェイクレザーを利用した特別仕様として、別途Wireless Optical Desktop Elite Exective Editionも発売される(価格は通常版よりも多少高くなる)。価格は未定。
一方、Proおよび無印のWireless Optical Desktopは、いずれも従来機と同じデザインのキーボードに、Proは新型Wireless IntelliMouse Explorerを、無印には新型Wireless Optical Mouseを組み合わせた商品。
ただしキーボードは金型こそ同じだが、6万5536個のIDや6カ月の電池寿命などワイヤレス部分のスペックは新型と同等にグレードアップされたものだ。両製品とも価格は従来機並みになる。また、全製品ともキートップは半透明の素材に改められた。
Eliteに採用された新型キーボードは、Proに採用されているナチュラルキーボード配列ではなく通常タイプ。キートップのすき間が従来よりも狭くなり、キートップの並びや角の丸みも変わっている。また新型マウスと同様の左右にも動くスクロールホール、カスタマイズが可能な5個のフェイバリットボタンなどが配置されている。
ただし新型キーボードと新型Wireless IntelliMouse Explorerは試用機が用意されておらず、展示もクリアケースに収められたまま。キータッチやフェイクレザーの感触、キーボードに加わった新機能の詳細などは確かめることができなかった。マウス同様に、キーボードの詳細な機能解説や技術的な背景などについては、9月4日に公表される。
キーボードの出荷時期はマウスよりも遅く、米国では10月から順次、日本では11月以降に出荷が開始される。なお、全モデル一斉の出荷ではなく、年末商戦までの期間に順番に投入される予定とのこと。投入の順序に関してはコメントを得られなかった。
[本田雅一, ITmedia]
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