Dell成長の鍵は「米国以外に」
Dellの幹部らは4月13日、同社が今後も急成長を続け、年商600億ドルという目標を達成する鍵は、欧州とアジア太平洋市場にあるとの見方を示した。
1月末締めの同社2004年度の売上高に占めるアジア太平洋・日本(AJP)地域の割合は10%、欧州・中東・アフリカ(EMEA)地域の割合は約20%に及んでいる。
Dellは一昨年、数年以内に売上高を倍増して年商600億ドル企業になるとの目標を立てた(2002年4月5日の記事参照)。そのために、EMEAとAJPのコンシューマー市場で積極的な攻勢に出て、EMEA市場の売り上げはこの1年で23%増加、AJP市場の売り上げも前年度比で25%改善している。
AJP市場担当の上席副社長、ビル・アメリオ氏によると、中国は今後も急成長が期待できる唯一の市場。中国の総人口13億人のPC保有率は現在3%、インターネット接続率もまだ6%程度にすぎない。ただ問題は、中国のPC平均販売価格の低さにあり、Dellとしては、健全な利益率維持のため当初は高めの販売価格で市場シェア獲得に努め、その後、流れに沿っていく考えだという。ノートPCは世界中で高い成長を続けているが、中国は独自の無線セキュリティ標準に固執しており、Dellはこの標準にどう対応していくかを検討中だとアメリオ氏は語った。
Dellが前日公開した年次報告書によると、4万6000人の同社従業員のうち、米国外が2万3800人となっており、同社は今や米国内より米国外に多くの従業員を抱えている。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
2
NEC、委託先の情報漏えいで謝罪 「セキュリティ事業を手掛ける企業として反省」
-
3
VTuber「兎田ぺこら」グッズにSNSで風評被害→示談成立 「保護者同伴で謝罪などがあったため」
-
4
JALの予約システムに不正アクセス 約9万人分の予約情報が漏えい 一部ではパスポート番号も
-
5
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
6
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
7
「対策を後回しにしたサーバが軒並み狙われている」 相次ぐ不正アクセスにラックCTOが警鐘
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
-
10
Anthropic、独自の“創薬活動”に着手 社員1人のバイオ企業を買収、小児難病の治療薬研究を進める
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR