PCのTV機能搭載、デスクトップでは“標準”へ、ノートでもシェア増加
BCN総研は、5月度のPC店頭市場の動向をまとめて発表した。東名阪のパソコン大手販売会社13社568店舗の販売データを収集し配信するBCNランキングのデータから分析したもの。
これによると、2004年5月のPCの販売台数に占めるTV機能搭載PCの割合は、デスクトップで61.6%、ノートで13.2%となった。デスクトップでは、2003年10月以降、TV機能搭載PCが販売台数の5割を超える状況が続いており、TV機能搭載は「標準的な機能」になりつつある。TV機能搭載ノートPCはデスクトップと比べると割合はまだ低いが、前年度の同月(3.3%)比で約4倍になっており、こちらもシェアを伸ばしている。
ラインアップ数は、2004年5月に実売があった373モデル中、TV機能搭載モデルは216。前年同月は433モデル中、TV機能搭載モデルは184で、PC全体のラインアップ数は減少傾向だが、TV機能搭載モデルは増えている。ノートPCでも2004年5月は、524モデル中TV機能搭載モデルは59で、2003年5月の597モデル中35と比べてラインアップ数は増加している。
TV機能搭載PCのメーカー別シェアは、デスクトップ、ノートともにこれまでソニーが市場を牽引していたが、2004年に入り、シェアは拮抗。デスクトップでは、5月はNEC(33.4%)、富士通(32.9%)がソニー(27.6%)を上回り、ノートでも、2004年2月以降、東芝(27.1%)がソニー(24.2%)を抜きトップシェアを獲得、富士通(19.2%)やNEC(9.9%)もシェアを伸ばしており、シャープ(13.5%)も交え、僅差によるシェア争いが続いている。
デジタル家電が注目を浴び売り上げを伸ばすなか、PCのTV機能搭載は標準となり、モニタのワイド化や録画・再生機能の強化などよりAV機能面の充実を図っていくものとみられる。
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