宇宙ステーションの技術でごみを再資源化
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月21日、有機廃棄物の再資源化技術について、民間企業に実施許諾したと発表した。宇宙ステーションなどで長期の有人宇宙活動を行う際の技術を活用したもので、有機廃棄物の再生処理装置として実用化する。
JAXAが持つ知的財産の民間移転促進策の一環。実施許諾はカラサワファイン(さいたま市)に与えた。
技術は、有機廃棄物を圧力と触媒で水と炭酸ガスに分解する「有機廃棄物の無機水分化技術」、排水を浄化する「水再生技術」、炭酸ガスから酸素を作る「空気再生技術」で構成。元々は、長期にわたる有人宇宙活動における自給自足型生命維持技術として開発したものだ。
この技術を応用すれば、生ごみし尿といった有機廃棄物を資源として再利用可能だ。JAXAはカラサワファインと共同でシステム構築と技術実証を行い、実用化のめどが立ったため実施許諾した。飲食店のごみ処理や農業廃水の再生など、幅広い分野での利用が可能とみている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
auメールで朝から障害 全国で利用しづらい状況に
-
6
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
10
Apple、M6搭載の14インチ「MacBook Pro」発表 AI性能向上、33万9800円から
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR