Qualcomm、TIとの契約破棄認められず
米Texas Instruments(TI)が守秘義務契約に違反しても、Qualcommは携帯電話に関するクロスライセンス契約を中止することはできない――。米デラウェアの裁判所はそう判断する見通しだ。
両社の関係者が7月1日に話したところによると、TIは契約に関する情報を漏らし、守秘義務契約を破った(関連記事参照)。しかし、Qualcommが契約を破棄することを正当化するような「重大な違反」ではないという。しかしQualcommは、8月には公判に持ち込む構えで、契約違反をめぐる賠償を請求できるかもしれない。
一方、TIがQualcommを反訴した訴訟の略式判決も下されることになる。TIはQualcommが同社の半導体を利用する携帯機器メーカーに特許使用料の割引を申し出ることで、クロスライセンス契約に違反したと訴えている(関連記事参照)。こちらの訴訟がさらに進展することはないという。
TIとQualcommは2000年12月、CDMA特許とTIのDSPやアナログ技術の特許をめぐり、クロスライセンス契約を結ぶことで合意した。Qualcommは2003年7月に、TIが契約条項を破って関連情報を漏らしたとして提訴。9月にはTIが、Qualcommが自社チップを使う携帯電話メーカーに割引を適用したとして反訴している。
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