北海道からロケット売ります、1機210万円
NPO法人の北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)は10月1日、本格的なロケットの販売を始めた。北海道大学の研究グループが開発した再使用型ハイブリッドロケットで、最大到達高度は1キロ。価格は1機210万円(税込み)。研究・教育用途に加え、個人向け高級ホビー用としても「モデルロケットでは味わえない醍醐味」として販売する。
ロケットは全長1.6メートル、直径89ミリ、打ち上げ時重量10.5キロ。燃料は固体のアクリル、酸化剤に液体酸素を使うハイブリッド型で、従来の小型ロケットに比べ打ち上げ単価を10分の1にできた。ジュースの350ミリリットル缶程度のスペースに500グラム以下の試験装置なども搭載できる。機体はパラシュートで降下後に回収して再利用が可能だ。
液体水素などの液体燃料ではなく固体燃料を採用し、酸化剤の液体酸素も気化するためそれぞれ漏えいの心配はなく、安全性が高いのが特徴という。ただし購入には打ち上げ従事者認定講習の受講が条件となる。
受注生産で、納期は4-6カ月。スペックやデザインの相談も受ける。大学・高専や研究機関で研究用途で購入し、HASTICと共同研究契約を結んだ場合はアカデミック価格を適用する。オプションとして地上燃焼試験用スタンドや展示台、発射台なども販売する。北海道大樹町で打ち上げサービスも行い、費用は1キャンペーンで約100万円。
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