Montecito、本格デビューは2006年に
米Intel幹部は11月8日の電話会見で、Itanium 2アーキテクチャ初のデュアルコアプロセッサ「Montecito」の量産出荷が2006年にずれ込む見通しであることを明らかにした。
Montecitoは、現行世代のItanium 2プロセッサ(Madison)の後継として、2005年に出荷予定とされていた。だがIntelはこれまで、サーバメーカーからMontecito搭載製品がいつ登場するかを語ってこなかった。
Intelのエンタープライズプラットフォーム部門副社長、アビ・タルウォーカー氏は、Montecito搭載サーバの登場は「2006年の早い時期」になるだろうと語った。エンドユーザーの試験運用のためのシステム提供開始は2005年10~12月期になる見込みだという。
Intelは9月にサンフランシスコで開催されたIntel Developer Forumで、90ナノメートルの製造プロセス技術を採用した同プロセッサの初期のインプリのデモを行っている。同社は現在、プロセッサのテストと洗練化という、長く骨の折れるプロセスに入っているという。「シリコンそのものについては大きな進歩を遂げている。実際、OEMにCPUのサンプルを提供し、彼らがシステムレベルのテストに入っている」とタルウォーカー氏。
Montecito搭載システムの量産出荷が1年以上先だとすると、コードネームで「Tukwila」と呼ばれるマルチコアの後継プロセッサは、2007年まで登場しそうにないとMicroprocessor Reportのケビン・クレウェル氏は指摘する。「いささか期待を裏切られた感じだ。多くの人が、2005年にはシステムが出荷されると考えていたと思う」と言う。Intelは、Tukwilaの出荷時期についてのコメントを避けている。
だがクレウェル氏は、それでも24MバイトのL3キャッシュを備えたMontecitoへの移行は、Intelにとって大きな技術的進歩だと語っている。「17億個のトランジスタと2個のコア、大規模キャッシュを備えたプロセッサなのだから、テストにも時間がかかるだろう。電算密度の飛躍的な向上だ」と同氏。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
2
NEC、委託先の情報漏えいで謝罪 「セキュリティ事業を手掛ける企業として反省」
-
3
Google、「Gemini 4 Carbon」発表 「Argon」公開から2週間、サイバー防御能力などを強化
-
4
渦中のGMO、熊谷代表の発信は“火に油”か? 「経営トップが自ら広報」の功罪
-
5
JALの予約システムに不正アクセス 約9万人分の予約情報が漏えい 一部ではパスポート番号も
-
6
Apple、初のタッチ対応「MacBook Pro」発表 新型OLED搭載、国内価格は49万9800円から
-
7
VTuber「兎田ぺこら」グッズにSNSで風評被害→示談成立 「保護者同伴で謝罪などがあったため」
-
8
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
9
「ツイキャス」不正アクセスで停止 復旧までに「相応の時間」
-
10
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR