Weekly Access Top10(1月7日~13日)
AppleしかiPod shuffleは作れない
今週は、なんと、iPod shuffleやMac miniなど「Macworld Expo 2005」関連の話題が、世界最大級の家電の祭典「International CES(Consumer Electronics Show)」を押さえてトップ3を独占した。
なかでも注目を浴びているのが、かねてからウワサされていたフラッシュメモリ型iPod~「iPod shuffle」だ。国内メディア最速?インプレッションで今週の1位を飾ったW記者の自腹レビュー記事のアクセス数は、2位以下の記事よりもゼロが一桁多いiPod祭り爆発ぶりをみせた。
99ドルiPodの登場に、対抗勢力の心中は穏やかではないようだ。
「iPod対抗」を掲げているクリエイティブメディアは、早速「Zen Micro 5GB」「MuVo2 FM 5GB」という同社自慢のHDDプレーヤーを値下げしてきた。同社はMuVo MICRO/Slim/TXというフラッシュメモリ型プレーヤー製品群を数多くラインアップしているが、そちらではなくHDD型をぶつけてきたことからも、iPod shuffleのコストパフォーマンスの高さをうかがい知ることができる。
もっとも、液晶画面がない点やFMチューナーやダイレクトレコーディングなど付加機能を持たない“シンプル仕様”に、対抗勢力の中には「(フラッシュメモリ型市場が注目された点で)登場を歓迎する」「(機能の少なさに)安堵している」という意見も少なくないという(別記事を参照)。
だが、筆者から見ると、これらがとても“余裕の反応”とは思えない。
仮にApple以外のメーカーの開発担当者が、iPod shuffleのようなシンプル製品案を出したとしても、すぐにボツになったことだろう。なぜなら、これら対抗勢力にはMacintoshのようなパソコンも、iTunesのような使いやすい音楽ライブラリソフトも、持ち合わせていないからだ。これらが揃うことで、「シャッフル(ランダム再生)」の楽しさ・魅力が何倍にもなっていることは、iPodユーザーなら周知の事実だ。
もし、「シンプルさこそがAppleの狙い」ということに本当に気付いていないとしたら、対抗メーカー各社はいつまでたってもiPodの後塵を拝しているだけだろう。
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