Nokia、「QUALCOMM製チップ搭載端末の輸入禁止」をITCに求める
フィンランドNokiaは8月17日、米QUALCOMMがNokiaの特許を侵害しているとして、米国際貿易委員会(ITC)に苦情申し立てを行ったと発表した。ITCに対し、調査の開始と、特許を侵害しているQUALCOMMのチップセットを搭載した製品の米国への輸入禁止命令を求めている。
Nokiaは、QUALCOMMがCDMAおよびW-CDMA/GSMチップセットにおいてNokiaの特許5件を侵害しており、特許侵害製品の輸入や販売を行うなど、不公正な商取引慣行を行っていると主張。問題の特許は、製造コストの削減や製品サイズの縮小、バッテリー寿命の改善などのほか、ワイヤレス通信の性能向上などにもつながるものだという。
両社は数々の特許訴訟を係争中で、QUALCOMMが起こした訴訟に対し、Nokiaが逆提訴を行うという動きが相次いでいる。今回のNokiaによる申し立ては、2006年にQUALCOMMが同様の申し立てをITCに行ったことを受けたもの。Nokiaでは、「QUALCOMMが世界の複数の場所で起こしている訴訟で、当社に対して求めているのと同じ措置を当社も求めている」と、対抗姿勢をあらわにしている。
ITCは先に、QUALCOMMと米Broadcomの特許訴訟で、QUALCOMMによる特許侵害があったと判断。QUALCOMM製のチップおよびチップを搭載している携帯端末の輸入禁止を命じる是正措置を決定している。
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