Amazonの1クリック特許、再審査で退けられる
米Amazonが権利を保有する「1クリック」特許について、米特許商標庁(USPTO)が再審査の結果、10月9日に特許請求の大半を退けたことが明らかになった。ニュージーランド出身の俳優、ピーター・カルバリー氏が自身のブログに記している。
カルバリー氏は2006年2月16日、Amazonが自社独自のビジネスモデルとして1998年に特許を取得した、1度クリックするだけで購入したい商品をショッピングカートに入れるシステムに対する特許、すなわち「1クリック」特許(米特許番号5,960,411)について見直しを行うようUSPTOに申請。カルバリー氏は特許請求項の全26項のうち、11、14、15、16、17、21、22項の見直しを求めたが、同局は11項から26項、さらに1項から5項まで、つまり26項中21項を無効と見なした。
カルバリー氏は自身のブログで呼び掛けて集めた資金を、再審査請求費用2520ドルに充てた。同氏がAmazonの特許に疑問を持ち、再審査を求めようと思ったきっかけは、Amazonに発注した本の到着が遅延したことだったという。同氏は映画「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」にモーションキャプチャー提供俳優として出演している。
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