英大学、「コップ1杯の水で洗える」洗濯技術を開発
英リーズ大学は6月9日、コップ1杯の水で利用できる洗濯技術を発表した。家庭での洗濯とドライクリーニングの両方に活用できる技術。同大学の教授らが設立したベンチャー企業Xerosにより、英国市場で2009年にも商用化される見通し。
新技術は、プラスチックの粒を衣類と一緒に回転させ、汚れを落とすというもので、使用水量は従来の2%以下。テストの結果、コーヒーや口紅の汚れなど「実質的にすべてのタイプの」日常の汚れを、従来のプロセス同様に取り除くことが可能だという。衣類はほとんど乾燥した状態で洗い上がるため、乾燥機の使用も減らせる。
英国の各世帯では平均して週4回洗濯しており、1回の洗濯で1日平均使用水量の13%に当たる21リットルもの水を使用しているという。リーズ大学は、新技術では洗濯時の使用水量が減らせるため、廃水処理の負荷を軽減することにもつながるとみている。また、ドライクリーニング業界で現在使用中の溶剤の中にはがんとの関連性が疑われているものもあるが、新技術を活用することで、こうした溶剤の使用を減らすための試験も実施中だという。
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