ウィルコム、事業再生ADR手続き開始を発表 「サービスへの影響はない」
ウィルコムは9月24日、私的整理手法の1つ、事業再生ADR(裁判外紛争解決)手続きを正式申請し、受理されたと発表した。事業再生を目指し、金融機関に対し、約1000億円の債務元本残高の維持と返済期限の延長を要請する。PHSサービスへの影響はないとしている。
同日、民間の第三者機関「事業再生実務家協会」に手続きを正式申請し、受理された。
事業再生ADRの申請について、「現行のPHS事業に加えて、WILLCOM CORE XGPを展開していくに当たり、財務体質の抜本的な改善を機動的に推進していくことが不可欠だと判断した」と説明。債務免除や、債務の株式化(デッットエクイティスワップ)の要請は現時点では想定していないという。
格付投資情報センター(R&I)は同日、ウィルコムの発行体格付けと社債格付けを、デフォルト(債務不履行)の懸念がある「CCC」に引き下げた。
ウィルコムは10月1日、高速モバイルデータ通信サービス「WILLCOM CORE XGP」を開始する。サービス提供エリアは東京・山手線内の一部地区で月額4380円。通信速度は上下最大20Mbps。ユーザー数を当面限定して提供する。
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