ソニー、ウォークマン史上“最薄”の「S770シリーズ」を発表
ソニーは9月20日、ウォークマンシリーズの新製品として「S770シリーズ」を発表した。従来機「S760シリーズ」と同様、全モデルがBluetooth機能を内蔵。Bluetoothイヤフォンが付属する「S770BTシリーズ」およびスピーカーが付属する「S770-Kシリーズ」も合わせ、10月20日に発売する。内蔵メモリは8Gバイトと16Gバイトの2種類。
| シリーズ名 | S770シリーズ | S770BTシリーズ | S770-Kシリーズ |
|---|---|---|---|
| 概要 | スタンダードモデル | Bluetoothイヤフォン付属 | 専用スピーカー付属 |
| メモリ容量 | 8G/16Gバイト | 8Gバイト | 8G/16Gバイト |
| カラー | ブラック、ホワイト、ブルー、ゴールド、ビビッドピンク、ライトピンク、イエロー、バイオレット | ブラック、ホワイト、ブルー、ビビッドピンク、ライトピンク | ブラック、ホワイト、ブルー、ゴールド、ビビッドピンク、ライトピンク、イエロー、バイオレット |
| 価格 | 8Gバイト:1万4000円前後、16Gバイト:1万7000円前後 | 2万円前後 | 8Gバイト:1万7000円前後、16Gバイト:2万円前後 |
| 発売日 | 10月20日 | ||
大きな変化は、まず本体のスリム化。従来機が7.9ミリ厚だったのに対し、今回は7ミリと「ウォークマン史上もっとも薄い」(同社)。ただし、バッテリー寿命は従来機の50時間から36時間へと短くなっている(ビデオ再生時は連続約6時間)。
音質面では、S760シリーズから搭載された“5つのクリアオーディオテクノロジー”が、新たに「CLEAR PHASE」(クリアフェーズ)を加えて6つになった。クリアフェーズは、スピーカーやヘッドフォンなど音の出口となる機器に合わせ、本体側のデジタル信号処理で音響特性を最適化するというもの。組み合わせるヘッドフォンなどの特性を把握している必要があるため、まずは付属のヘッドフォンおよび別売の同社製ノイズキャンセリングヘッドフォン「MDR-NWNC200」をサポートする。
具体的には、ヘッドフォンの持つ拡散音場(Defused field)特性を測定。さまざまな方向から音が均一にくる環境下(拡散音場)において、人の鼓膜一で測定される特性(拡散音場特性)をベースにチューニングを行うことで、自然でクセのない音が実現できるという。「われわれは普段スピーカーで音楽を聴いているときも反射音を耳にしている。拡散音場特性に近づけることで、自然なトーンバランスとクリアな音像が得られる」(ソニー)。
また、S770-Kシリーズで付属のスピーカーを使用した際は、先代S760シリーズ同様に「クリアフェーズスピーカー」が利用できる。これも出力信号の音響特性をデジタル処理で補正するというものだ。その付属スピーカーは、横長スタイルとなってサイズの異なるほかのウォークマンシリーズでも使える仕様になった。出力こそ従来の2ワットから1ワットに減ったが、再生可能帯域を低域側に拡大。従来機が約600Hzまでだったのに対し、今回は約200Hzまで再生できるようになり、「より多くの楽器の音を忠実に再現できる」(同社)としている。
このほか、ウォークマンの録音機能を使った際にPCを使わなくても本体側でタイトル編集などが行える、文字入力パッド「KPD-NWU10」(別売)のサポートも新しい。Bluetoothヘッドフォンの電池残量が少なくなったときにウォークマン本体に接続して充電が行える「おすそわけ充電」、スマートフォンで撮影した写真などをワイヤレス伝送できるファイル送受信などはS760シリーズから継承。一方、音楽配信サイト「mora」での試聴曲をウォークマン上で再生できる「ちょい聴きmora」は省略され、それに伴い大画面テレビなどに接続できる映像/音声出力ケーブル「WMC-NWV10」は生産完了商品となる。
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